こんにちは!施工管理のまつこです。
本日からまた新たに1件、
現場の生の声をお届けしていきます(^^)/
◎concept
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Length
ヘリンボーン×回遊性
無機質なモルタルの玄関から一歩踏み入れると、
壁から壁まで15mの奥行きのある大空間が広がります。
リビングはシンプルでありながら、ざらっとした躯体現しの壁と
ヘリンボーンの床が素材を感じさせる仕上がり。
リビングの奥は、ウォルナットフローリングの寝室と
モールテックス敷きのサンルームが浴室を取り囲むような間取り。
部屋や廊下という概念がほとんどないようなその作りに、
心地いい空気が常に淀みなく流れていきます。
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◎plan
元々2LDKだった間取りを、
ゆるやかに隔てた2LDK+WICへとリノベーションしていきます。
水回り(洗面/浴室/トイレ)以外、間仕切り壁の無いその広々とした空間は
ヘリンボーンフローリングやモールテックス等、
様々な仕上げを取り入れつつ、回遊性をもたせた贅沢な空間です!
1回目の本日は、解体~下地工事、
そして浴室工事までをご紹介いたします。
◎解体工事
こちらは解体前のお部屋。
(リビング~キッチン・廊下~奥に個室がちらり)
この状態でも十分奥行き感のある広いお部屋ですが、
解体作業を始め、壁が取り払われるとさらに広さが増します!
逆側からも。
躯体の梁や壁が現しとなり、ハード感のある空間となりました。
◎下地工事
解体が終わると早速壁下地を建てる作業が始まります。
こちらはLDK~寝室へ向かっての写真です。
WORK SPACE~LDKは壁の無い大空間なので
奥行き感が伝わりやすいですね。
そして壁の下地と並行して、
床へ給水・排水等の設備配管も進めていきます。
天井の下地もどんどん進めていきます。
こういった木下地段階の姿も、美しいですね!
いま下地が組まれていない範囲については、
後程モルタルで仕上げていきますよ^^
設備配管も終わり、床下地を組み始めると
このような感じに。
解体後の様子と比較すると、
ずいぶん部屋らしくなってきましたね!
◎浴室工事
下地工事を一旦離れまして、「浴室工事」をご紹介したいと思います。
こちらの物件では、
一般的にマンションで用いられるユニットバス(システムバス)ではなく、
「在来工法」で浴室を作っていきます。
【在来工法とは・・・】
古くから日本で行われているお風呂場の建築方法で
下地材で防水を行ない、その上にタイルなどを貼って仕上げる工法です。
ユニットバスのように規格サイズがないため、
サイズに縛られず、ユニットバスでは実現できないような
自由なデザインができる、という点がメリットです!
他の部屋と同じように、最初は木下地で組んでいきます。
床スラブに沿って四角く区切られている範囲が今回浴室となります。
その範囲に浴槽を据えるためのブロック壁を積み上げた状態がこちら。
モルタルからにょきっと突起しているのは
お湯が流すための排水口です。
防水層やモルタル材等何層も重ねていき、
浴槽を据えた状態がこちら。
やっと「浴室」の雰囲気が出てきましたね。
ここからまたモルタルや、仕上げのタイル貼り等
完成までにまだまだ工程があるのですが
その様子はまた次回以降にご紹介いたします♪
そして、浴室工事がすすんでいる間に他の工事も進み、
天井や壁・床が塞がれたあとは
造作のオリジナル家具に取りかかります。
物件コンセプトのサブタイトルにもなっている
床のヘリンボーンフローリングも貼りの様子を
ちらっとお見せしたところで、今回はここまでです◎
次回は、オリジナル造作家具を作成する様子や、
塗装・クロス等の仕上げ工事をお届けします。
仕上げ工事が始まるとめまぐるしい変化が楽しめますよ~!
また、こちらの物件は完成見学会を予定しています!
実際にnuリノベーションのリノベ空間を体感いただける貴重な機会なので、
皆様お誘いあわせの上、ぜひお越しください◎
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関連記事はこちら
2.造作・建具・仕上げ編
3.竣工編
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まつこ