こんにちは!施工管理のSUZUです。
本日から新たに1件、
現場の生の声をお届けしていきます!
◎concept
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オープン×パーテーション
無垢オークにモールテックス、タイル、そして差し色のブルーグレー。
ピースをはめこむように素材を配置して、完成したこだわりのハコ。
床材で変化を加えたひとつながりのLDKとベッドスペースは、曲の途中で転調する音楽のよう。
ランダムな長さのオークフローリングがモールテックスと組み合うことで、
お互いの質感をより際立たせています。
ブルーグレーの壁の後ろはWIC。収納スペースを広く確保して、
ワンルームのような開放感を実現しました。
のびのびと素材が歌い、それぞれが共鳴して響きわたります。
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◎plan
元々2LDKだった間取りを全て解体し、
広々な1LDKへとリノベーションしていきます☆
水回り(浴室・洗面・トイレ)以外は個室にせずオープンな空間にしています。視覚的に間仕切る事で広々ながらゆるやかに空間が仕切られています。
1回目の本日は、
解体~下地工事~設備工事までご紹介いたします☆
◎解体工事
解体前の写真です。キッチンは割と新しいのですがこちらも
撤去してきます。
こちらはバルコニーを背にしてLD側へ
約4日間でここまで解体していきます。
以前の面影はほぼありませんね…。
◎下地工事
解体が終わるといよいよリノベーション工事のスタートです!
今回は床を先行で二重床と呼ばれる工法で遮音性能を確保し、
ボルトの下の黒い部分がゴムとなっており、荷重を和らげます。
壁はLGSと呼ばれる軽量鉄骨で組んでいきます。
建て始めるとあっという間です。
こちらはキッチンです。片側に壁を設け、そちらに寄せる形状になっていて
ペニンシェラキッチンと呼ばれています。
バルコニーからリビングへ向かったロケーションです。これで空間の広がりかた
が把握出来ると思います☆
◎設備配管工事
床下には配管を通します。お湯(オレンジ)、水(ブルー)、ガス(アイボリー)が
縦横無尽に走っています!グレーの管は排水管です。こちらのマンションは排水方法がスラブ下配管といい、下の階の天井裏を排水管が通っているパターンです。
マンションによって色々な排水方法があります。
壁の下地を建て終えると、おおまかな位置関係がみえてくるので
このタイミングで電気の配線を通していきます。仕上がってからの位置がこのタイミングで決まるのでスイッチのレイアウトに気を付けながら進めていきます☆
こちらのオレンジ色の管はCD管と呼ばれ、弱電(電話線やLANケーブル・インターホン)の線を通すためのガイドになっています!
下地工事があらかた終わったところで、今回はここまでです◎
次回は、造作家具やフローリング、塗装・左官等の仕上げ工事をお届けします。
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関連記事はこちら
2.造作・建具・仕上げ編
3.竣工編
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SUZU