モデルの斉藤アリスさんとお届けする、ご自宅のリノベーション日記。
物件探しから、工事中の現場のレポートまで。アリスさんと一緒に、はじめてのリノベーションを楽しく進めていきましょう!
[ Vol.7 ショールーム見学 ]
前回の終わりに、プランの打ち合わせと並行して設備に関する打ち合わせも行なっていたとお伝えしました。
今回は、その設備の選び方についてお伝えしていこうと思います!
そもそも設備とは…
お風呂やトイレ、キッチンなど、主に水回りの設備のことを指しています。
リノベーションの際には、築年数の浅いマンションや、リフォーム済みの
マンションであれば、既存の設備を利用する例も多々あります。
アリスさんの購入したマンションは、築40年のマンション。
共用部分はとてもキレイなマンションでしたが、実は内装もリフォームがされていたんです。
そのためトイレは既存を活かして使用することに。
「最新のトイレもショールームで見たのですが、自動でフタが開くタイプのものはどこか落ち着かなかったんです。
それよりもタンクがあって、トイレの中でボーッとする時に寄りかかったりできた方が良くて(笑)。
それに既存利用する方が、他の部分にその分のコストをまわせるので一石二鳥だと思いました。」とアリスさん。
現在計画しているプランでも、トイレのスペースは最小限にしていたこともあり、既存のトイレを使用することに決めたのだそう。
それではお風呂はどうだったかというと、
「お風呂もキレイな状態だったので既存活かしすることもできたのですが、せっかくの自分の家なので
一から全て選んで新しくしたいと考えていました。」
そこで、お風呂は色んなショールームを巡って見てみたというアリスさん。
「ユニットバスについて、特に勉強になりました。ミニチュアサイズのモデルを何パターンか見たのですが、
小さいサイズで見ると周りを囲むパネルの柄がすごく大げさに見えるんです。
でも、これが本来のお風呂のサイズになると意外にスッと馴染むんだな、と感じました。
お風呂って水垢がつくので、自然な柄を施して汚れなどが目立たないようにしているんですよね。
実際にショールームに行くことで、実用的な部分とデザインの関係性について腑に落ちました。」
「うちのお風呂サイズは、1216(イチニーイチロクと読みます)というサイズ。
実際に入るとどんな感じになるかというお風呂モデルを探して入ってみたりもしましたよ(笑)」
(お風呂のショールームなのに、アリスさんが入っているだけでどこかの撮影現場のように見えてしまう…。)
最終的に選んだお風呂は、PanasonicさんのMR-Xというモデル。
nuリノベーションでは、このお風呂、結構人気です。
なぜかというと、ユニットバスのお風呂って曲線を描いている浴槽が多い中で、こちらのタイプはTHE真四角。
直線だけでつくられた形が格好良いと、スッキリしたデザインを好むお客様に選ばれることが多いんです。
その他に、床の色、壁の柄、ドアのタイプ、水栓のデザインなどなども選び、設備選びは完了。
ユニットバスとひとくちに言っても、メーカーによってデザインは異なりますし、選べるオプションも多く用意されています。
水回りだけはポップなイメージにしたいとか、シンプルにしておいてあとで浴室にも使えるシールなどを貼って
デコレーションするお客様もいらっしゃいます。
たかがお風呂、されどお風呂。
とにかくリラックスしたいので照明は調光式が良いとか、足元はふかふかのクッションタイプが良いとか、
いやいやお風呂は入れるだけで大丈夫です、など。
自分がどんなことを重視するのか、なんとなくでも考えておけるとスムーズに選べるかもしれませんね。
アリスさんのお宅はどんなお風呂になったのかは、また竣工の際にお伝えします!
(長くなってしまったのでキッチンについてはまた後日。)
次回は、こだわりのフローリングや、その他の素材をどう選んでいったかについてのお話です。
(次回更新は6/1予定です。お楽しみに!)
取材・文:山下あい
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