こんにちは。
あっという間だった2020年、思い出が少ない1年になった方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人ですが、以前に行った金沢の思い出を書きたいと思います。
■金沢おでん
言わずと知れたおでん好きな私が(笑)夢にまでみた金沢おでん!
行きたいお店がたくさんありつつも
予約をしなかった為どこも行列だったのですが、奇跡的に狙いのお店に開店と同時に入れました。
だいすきな染み染みのおでん。
カウンター席でおでん鍋を囲みつつ、日本酒と一緒にいただきます。
王道のだいこん、がんもに加えて
金沢名物の車麩はジュワっとお出汁が染みており最高でございました。
2枚目も少々変わり種のわかめおでん。
増えるわかめとはまるで違う、ゴリゴリ食感のわかめです!
3枚目は、金沢ならでは!香箱ガニのおでんです。
恥ずかしながらこの旅で知ったのですが、
卵の入った写真のような小さいサイズのカニはメスで、よく見るタラバガニや松葉ガニなどの
大きいサイズのものはオスなんだとか!
そもそも、こんな強面な外見のカニの中身が、
こんなに美味しいとはじめに気づいた人間は天才だな。とカニの起源について深く考えさせられた美味しいカニさんでした。(笑)
■鈴木大拙館
2011年に建てられた仏教学者の鈴木大拙について、それぞれが知り・学び・考える事が意図された建造物。
設計は谷口吉生で、石垣や水景によって金沢を象徴する景観が創造されているそうです。
鈴木大拙の教えが書かれた紙を集めて進んでいくのですが、
真っ黒な廊下を進んだ先に、素晴らしい庭園が広がり静かな空間で心が研ぎ澄まされる不思議な感覚でした。
■谷口吉朗・吉生記念 金沢建築館
こちらも谷口吉生建築のミュージアム。
国際的な建築や、日本の有名建築についてなどの展示がメインらしく、
まさに建築による建築の為の美術館。
私は残念ながら建築を学んで来なかったので、改めてこういった展示で学ぶ事も多く、
特に刺激を受けたミュージアムでした。
特に2階の常設展示は、現存する迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の
広間と茶室が原寸大で再現されており、普段体験できない洗練された落ち着きのある空間が素晴らしかったです!
一部ではありますが、魅力がいっぱいの金沢旅。
今はなかなか気軽にお出かけは難しいかもしれませんが、
全力で旅行を楽しめる日が早く来る事を願うばかりです!
[2020.12.18]