簡単!無垢フローリングのお手入れ方法
お部屋の印象を大きく左右する、床材。
なかでも木のあたたかみを肌で感じることができる無垢や突板のフローリングは、人気の床材の一つです。しかし、素材そのものの肌触りを楽しむことができる反面、キズや汚れがついてしまうと水拭きだけではなかなか落としきれないという性質も。
本記事ではキズや汚れがついてしまったフローリングを簡単に綺麗にする方法をご紹介。
手軽なお手入れ方法を習得して、経年変化を楽しみながらメンテナンスを行いましょう。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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準備するもの
1 紙やすり
2 ウエス
※ご家庭で使わなくなった布製品や床掃除用のドライシートなど
3 雑巾
4 オスモカラー
※フローリングや家具の塗装などによく使われる自然塗料で、
木材を簡単に自分好みの色味に塗装することができます!
[あると便利なもの]
・手袋
・割り箸
・深めの紙皿
今回補修するのはこちらの床▼
ゴム製のキャスターが擦れてしまってできた、黒い線状の跡を消していきます。
[STEP1] 下準備 -雑巾がけ-
まずは雑巾がけからはじめます。
ホコリや汚れがあると塗装に跡ができてしまうので、
床を水拭きで綺麗にしていきます。
[STEP2] やすりがけ
やすりで汚れを削っていきます。
やすりをかけるときは以下の2つを意識してください。
①フローリングの木目に沿って
→フローリングの木目と違う方向に削ってしまうと、やすりの跡が目立ってしまいます。
②なるべく広い範囲で
→ピンポイントでやすりをかけてしまうと、出来上がった時に塗装の跡が目立ってしまいます。
今回はこのくらいの範囲にやすりをかけました▼
やすりの種類は、240番をベースに。
汚れのしつこい部分には荒めの150番がおすすめです。
[STEP3] 塗装
ウエスにオスモカラー(塗料)をつけます。
少し多めにつけるのがポイントです。
手に塗料がついてしまうので、手袋があると快適に作業できます。
※皮膚に付着しても安全な塗料です。
やすりをかけた部分に塗装していきます。
塗装するフローリングは1枚ずつ、
木目に沿って伸ばしながら染み込ませるように塗るのがポイントです。
[STEP4]
最後にしっかりと乾燥させて、綺麗な雑巾で乾拭きしたらおわり!
<BEFORE>
<AFTER>
クローズアップがこちら▼黒い線状の跡がキレイに消えました!
いかがでしたでしょうか?
気になるフローリングの汚れは少ない道具で綺麗に落とすことができます!
このアイデアはフローリングの補修だけでなく、木材を使ったDIYでも活用できるので
気になった方はぜひ、オスモ塗装にチャレンジしてみてください!
[2021.10.1]