みなさん、こんにちは。
突然ですが、ゴールデンウィークは満喫できましたでしょうか?
今回は私がゴールデンウィークに訪れた美術館のお話をしたいと思います。
場所は京都。
京セラ美術館です。
こちらの美術館は、1933年に開館しており、
現存する公立美術館のなかでは最も古いとされています。
2020年に建築家によりリノベーションが施されてリニューアルオープンしました。
今回の改修では西側広場が地下レベルまで掘られ、かつて倉庫として使われていた本館地下の入口がメインエントランスとなりました。
既存の重厚な建物×曲線のガラスが印象的です。
メインエントランスを抜け、大階段を上がると。
中央ホールです。
こちらの大階段は今回の改修で新設されました。
旧大陳列室だった中央ホールには、2階部分にバルコニー、それらのバルコニーに続くらせん階段とエレベーターが設けられました。
このバルコニーが東西の棟を繋ぐ新たな動線となっています。
中央ホールを抜け、旧東玄関へ。
こちらはかつての外部空間が完全に内部に飲み込まれています。
ガラスのファサード越しに見える庭園は既存のもの。
私は京セラ美術館でここが1番のお気に入りでした。
シンプルで静かでとても落ち着く空間です。
ガラスの廊下を抜けると新設の展示室へ続きます。
今回やっていた展示は、「跳躍するつくり手たち」
日本の伝統をふまえながら、未来の生活のあり⽅を探る現代作家たちの作品が集まっていました。
今回は展示の詳細は割愛いたしますが、写真を数枚ご紹介します。
漆を何層も塗り重ねた何かの生命体のような作品
木の年輪方向を合わせて寄せる技術
厚みわずか0.1mmで作られた動物たち
今回の展示はもう終わってしまいましたが、随時面白そうな展示が行われています。
過去と今が混在する京セラ美術館に、みなさんもぜひ。