数年前、nuリノベーションでご自宅をリノベーションしたmaruさん。
リノベをきっかけに変化したライフスタイルや、丁寧な暮らしをつむぐmaruさんの等身大の日常をお届けします。
カメラとインテリア
暑さがようやく落ち着いたと思ったらグッと冷え込んで、季節の移ろいの早さに身体がなかなかついていけていないと感じる今日この頃です。
心地よいと感じる春と秋が年々短くなっている気がしてしまいますが、皆さまの地域ではいかがでしょう。
そんな訳で今年も一番好きな花、秋桜（コスモス）が咲く季節になり、道を歩いていて見かけるとついついカメラを向けてしまいます。数年前までは重たいフィルムカメラを持ち歩いて季節の花などを撮っていましたが、フィルムや現像代の高騰もあり、最近はお仕事で写真を撮らせていただく時以外はほとんどスマホのカメラでサクサクと撮るようになりました。
上の写真もスマホのカメラです。今のスマホカメラはとても性能が良いので、普段使いには十分な気がします。
今回はこれまで皆さんに見ていただいた写真たちとインテリアの関係性についてお話をさせていただきたいと思います。
お花は撮るのが大好きで、有り難いことに“どうやって撮っているのか”と聞いていただくことがあるのですが、可愛いねぇ、可愛いねぇと言いながら撮ってるよと答えています。
“そうじゃなくて…”と言われそうなのでもちろん技術的なことも答えますが、一番大切にしていることはお花を見て感じたことを口にして届けることです。
可愛いねぇと口にすることでもっと可愛くなってくれる気がするし、その場が“可愛い”という空気感に包まれる気がします。被写体だけでなく、そんな空気感をも写真は写してくれると思っているからです。
nuリノベーションさんに施工していただいた我が家は、おかげさまで何度も雑誌の取材に来ていただき写真を撮っていただいていますが、同じ家でも撮っていただく方の画角や目線で印象がだいぶ変わるんだなぁと感じています。どれがいい悪いではなく、どれも本当に素敵でハッとさせられるお写真です。
撮っていただいたり、撮らせていただいたりしながら感じることは、インテリアとお写真は関係性が深いなということです。
例えばインテリアのバランスを考える時、私はカメラの構図に当てはめて考えることが多いです。インテリアの写真を撮る時はカメラのファインダーを覗いて、その枠の中でバランスを整えていくので自然とそのようなクセが付いているのかもしれません。
インテリアを整えたい場所にフォーカスして、カメラの構図を考えるようにバランスをとるとうまくいくことが多いのでおすすめです。近くで整えた後は必ず遠目から全体としてのバランスを確認することも大切だと思います。
もうひとつ、撮影をする時は光の向きがとても大事なのですが、インテリアも光を意識してみると、家の中でふと自然光に目が行った時に綺麗だなと思える時があります。
これはカメラに触れていたから知ることができたことで、今ではインテリアを考える時の大事な要素となっています。
写真は“写心”と言われるように、撮る人や撮られる人の心を写すとも言われています。
それはモノや植物、食べ物にも言えることで、かっこいい道具とか活き活きとした観葉植物、綺麗な空や可愛い花、陽だまりなど、返事は返ってこなくても、素敵だね、カッコいいね、美味しそうだねぇとこれからも声をかけながら写真を撮っていきたいと思っています。
お互いを引き立てあっているようにも感じるカメラとインテリア。
皆さんも日常の中の出来事や心に響いたものを、ぜひ写真におさめてみてください。
先日息子夫婦と群馬県へキャンプに行った時の景色が美しかったのでお裾分けです。奥の方には渋川市の街並みが見えています。
ちなみにこの写真もスマホで撮っています。
今回も最後まで読んでいただきましてどうもありがとうございました。
撮影・文：maru
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