こんにちは。
みなさんにも何度も同じ場所へ行ってしまったり、
何度も見たり聞いたりしたいアーティストがいるかと思います。
私もキースヘリングが好きで、
美術館にも3度足を運んだことがあるくらいなのですが、
(以前、BLOG「何度も行きたい」にてご紹介させていただきました)
六本木の森アーツセンターギャラリーでも展示会があることを知って、
衝動的にチケットを購入して行ってきました。笑
(1枚目の写真は、地下鉄の出口で広告を見つけ、
テンションが上がって撮影したものです)
早速ですが、
1番最初に出迎えてくれたのは、
チョークで描かれた作品たち。
キースヘリングの初期の作品です。
一見シンプルな絵ですが、
これを一発で書いていたと思うとすごいですよね。
どんどん進んでいくと、
見覚えのある作品群が登場してきます。
美術館にあったものと同じものも。
その中でも個人的に気に入っているのが、
この1枚。
この作品を見る時、解説を読まず、
何をしている様子を描いたものなのか、
考えながら眺めました。
皆さんは分かりましたか?
正解はダンスをして踊っている人々を描いたものです。
結構分かりやすいですよね。笑
これは舞台の背景に使用されたものだそうです。
あと興味深かった作品が2点あります。
1つ目は、
1色または2色しか使用していない作品群です。
これは、子供たちへの教材として、
キースヘリングが描いたもので、
この絵だけで、何の絵か想像を膨らませる為のものだそうです。
2つ目は、民族絵のような作品です。
キースヘリングは民族絵の作品にも関心があったようで、
それに沿って描いたそうです。
キースヘリングの作品とは違うような、
でもキースヘリングの個性は感じるような、
不思議な作品でした。
、、、と長々とお話しさせていただきましたが、
皆様楽しんでいただけたでしょうか。
この展示会のあと、
何故こんなに何度も足を運んでしまうのだろうと、
1人で振り返り。。
こんな意図で描いていたんだ、
と作品の背景を知った時の感覚と、
何より絵のラインや色使いがドンピシャで好きなのだな、と。
そんなことを帰り道に考えていました。笑
六本木での展示会は終了していますが、
全国で開催しているみたいなので、
興味のある方は是非足を運んでみて下さい!