こんにちは。
本日は「横浜美術館」について書きたいと思います。
今年2月、横浜美術館が全館リニューアルオープンしました。
横浜美術館の原設計は丹下健三氏。
1989年に開館して以来、初めての大規模な改修となった今回、丹下氏の想いや構想も感じられるよう整備されました。
エントランスホールは誰でも無料で入館できるエリアが拡張。
まちと繋がるような「広場としての美術館」を構想した丹下氏。
誰でも気軽に立ち寄ることができるスペースが拡張されたことにより、丹下氏の思いがより強調されるかたちになりました。
なお、今回のリニューアルオープン、建築家の乾久美子氏が監修されています。
吹き抜け空間のグランドギャラリーに入った時、
私の第一印象はパリのオルセー美術館のようだな、と思いました。
大空間の中に遊び心のある階段・段差をつくり、作品展示や休憩スペース・キッズスペースを織り交ぜています。
天井はガラス張りに開閉式のルーバーが設けられ、自然光が燦々と降り注ぐ空間。
神聖な雰囲気を醸し出しています。
「じゆうエリア」と名付けられたエリアには誰でも気軽に使える家具が配置されていました。
この家具も新しくデザインされたもの。
空間自体は荘厳で無骨な印象ですが、この優しくて可愛いデザインの家具があると一気に印象が変わりますね。
実は、丹下健三氏は私と同じ愛媛県今治市のご出身なので丹下氏には勝手にとても親近感があります。
みなとみらい駅から徒歩3〜5分とアクセスもしやすいので
横浜方面に遊びに行かれる際にはぜひ気軽に訪れてみてください。