こんにちは、施工監理のチバです!
前回は造作家具と設備をご紹介しました。
第3回目となる今回は各仕上げの様子と、第1回に出てきていた鉄骨の正体をお披露目したいと思います♪
◎仕上げ
第2回でご紹介したこちらのカウンター。仕上げに塗装を施しています。
しかし一口に塗装と言っても様々な種類があります。
まず、OS(オイルステイン)、OP(オイルペイント)、UC(ウレタンクリア)・・・などなど。
それぞれの塗料によってメリットもデメリットもあります。
水には強いけれど、ちょっとテカってしまう。
木目の風合いは活かせるけれど、キズがつきやすい。
使用用途によって様々あるので、気になる方は設計デザイナーに聞いて決定するのが一番ですね!
さて、塗料の種類が決まると次は色味です。
素材の色をほぼそのまま出す、いわゆるクリア塗装。
カラーペイント、つまり白や黒など好きな色にする塗装。
そして今回使用しているのは『フローリング合わせ』というもの。
なんと職人さんが現場で実際のフローリングの色に合わせて塗料を作ってくれます!
一番左にあるのがフローリングのサンプルで、そこに近づけて色を作っていきます。
これがまたさすがと言わざるを得ないものなんです…!
いかがでしょうか。
実際のフローリングと並べてもほぼ遜色ないですよね…まさに職人技。惚れ惚れしちゃいます…。
◎CB積み
第3回まで引っ張ってきた鉄骨…。
実はこのためだったのです!
そう、鉄骨の正体はコンクリートブロックを積むためものでした。
鉄骨によって足場が補強されているのと、今回は鉄骨を門型で配置したため内部が収納として使えるようにもなっています。
このように積んでいき、最終的にはなんと天井まで積みます(!)
しかも対面のコンクリートブロックともきちんと目地が揃うようにしてあります♪
↑目地自体もこんなにきれいに仕上げてもらいました!
というところで今回はここまで!
天井まで積んだ写真は次回お披露目します◎
次回の更新もお楽しみに♪
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チバ