[2020.8.20]
お盆休み、皆様どのように過ごされましたか?今年はコロナウイルスの影響で思うような夏休みを過ごせなかった方も多いかと思います。次の長期休みまでには終息することを願うばかりですね。
さて今回は過去の旅行の思い出に浸りつつ、モロッコの宿泊施設である「リヤド」をご紹介します。
リヤドというのは本来アラビア語で「中庭のある家」を意味する言葉です。近年、こうした古い住まいを旅行者のためのゲストハウスとしてリノベーションする傾向が一気に高まり、現在においてリヤドは「モロッコ独特の宿泊施設」として知られています。私は去年、初めてのモロッコ旅でいくつかのリヤドに泊まりました。
まずはじめに泊まったのは、街全体が世界遺産に登録されているフェズという街にある「リヤド イヴン カルドゥーン」です。
モロッコのメディナ(旧市街)の近くに立地し、開放的な吹き抜けがある伝統的なリヤドでした。このリヤドの朝食はミニタジン鍋にたくさんのソースなどが入っていて、パンケーキと一緒にいただくことができました。
続いては、同じくフェズにある「リヤド ベルス」です。
フェズの中心地にあるせいか若い人が多い印象があり、他の国の方々と交流を図ることもできるアットホームなリヤドでした。 エントランスは開放的でとてもくつろげました。日本好きのスタッフ(何故かピカチューのモノマネが得意…)がいらっしゃるので、言語が心配でも安心できました。
夜になると吊り下がっているモロッコランプに光が灯り、幻想的な空間が広がりました。モロッコランプを部屋に飾りたくなりますね。
最後はちょっと街を移動して、「青い街」で有名なシャウエンにある「レジデンス オテリエール シェ アジズ 」です。
アパートメントの一室を借り切ったようなホテルで、屋上にある共有テラスは広く、 ゆったりと過ごすことができるソファがありました。頼めばすぐに美味しいミントティーを持ってきてくれるのも嬉しいです。私はこれでミントティーの美味しさに目覚めました。お部屋にはキッチンが完備されているため自分たちで食材を買って調理することもできます。
比べてみると一口にリヤドと言っても様々なスタイルがありますよね。nuリノベーションで手がけるリノベーションのように一軒一軒独自のスタイルがあることがわかります。モロッコを訪れた際はぜひリヤドでの宿泊を体験してみてくださいね。