こんにちは。アドバイザーのハシノです。
先日、「30代からの価値観_眼鏡編」というBLOGを書かせていただきましたが、
今回はその続き?のような内容になります。
なんとなく年齢を重ねながら、似合う眼鏡も移ろう中で、
30代の大切な存在であり続けてくれた「ECLEC」の眼鏡。
もう5-6年かけ続けてきたことでかなり傷んできてしまったので、
レンズの交換とフレームの磨き直しを依頼するために、当時購入した「ポンメガネさん」に行ってきました。
対応してくださった方は、眼鏡業界もポンメガネ歴もかなり長いスタッフの方。
もうブランドとしてはクローズしている「ECLEC」の眼鏡を見て、驚きつつ懐かしんでいらっしゃいましたw
なんとなく自分の感覚では、レンズを交換してフレームを磨いてもらえれば、
まだまだ使えるのかなと思っていましたが、
プロの方に見ていただくと、どうやらフレームはもう〝寿命〟だったようで…
「レンズを交換すると恐らく割れてしまうだろう」との見解でした。
※まったく気づいていませんでしたが、フレームの油分?が抜けきって収縮し、
部分的に芯のフレームが露出してしまっていました。
耳にかけるテンプルの部分も、どうしても白く変色してしまいます。
唐突に、自分の無知ゆえに、愛用してきた眼鏡を治すことが出来ないと知り、
どうしたものか……となかなか受け入れられずにいましたが、
せっかくなので、近い雰囲気の眼鏡を一緒に探していただけることに。
今はもうなくなってしまった「ECLEC」ですが、
元を辿ると「YELLOWS PLUS」という福井の眼鏡ブランドのセカンドラインであったそうで、
ECLECと同じデザイナーさんが、今でもデザインしているとのこと。
そのYELLOWS PLUSさんのラインナップの中で、
オススメいただいたのが「LESLIE / レズリー」というシリーズ。
フレームのフォルムやサイズ、マテリアルやディテールのつくられ方は、
同じ系譜のデザインであることが、手にとった瞬間から伝わってきました…。
ただこのシリーズも、来シーズン以降生産がなくなってしまうとのことで、
迷うことなく購入を決めました!
こうして並べてみると、きっとこれ以上はないと思えるほど、
ECLECの〝次の眼鏡〟と出会うことが出来ました。
スタッフの方が改めて教えてくれたことは、「一生もの」の眼鏡は存在しないこと。
どれだけ丁寧にかけ続けても、やはり寿命はあって、靴に近いイメージとのことでした。
だからこそ、ブランドやデザインの系譜を調べながら、
次を探す楽しみもあることを教えていただけた気がしています。
きっと新しい出会いがある気がするので、
これまでかけてきた眼鏡の系譜についても調べてみたいと思います。