こんにちは、施工監理のチバです!
前回は解体から下地組までをご紹介しました。
今回は造作家具と設備…その中でもキッチンの組立と、
皆さんがよく使われるステンレスの模様についてご紹介します!
◎ワークカウンター
nuでは多くのお客様が造作家具をご希望され、
その中でもカウンター類は割と皆さん作られている気がします。
カウンターを作る際に脚を使わないで作る場合、
ブラケットと呼ばれる支持材を入れるのがオーソドックスです。
こういうのですね。
これがあることによって強度はかなり変わります…!
けれど、スタイリッシュに見せたい…金物は使いたくない…。
そんなときはどうするかというと…
このようにボードの中にカウンターを飲み込ませます!
ボードがカウンターを支えてくれてるんですね。
そしてそして。。
ボードを使っていない部分では受桟(うけさん)を取り付けて強度を上げます。
カウンターの下に木材がついているのがわかるでしょうか??
このふたつを組み合わせることによって
かなりスタイリッシュな印象になったのではないでしょうか(^^)
※カウンターのスパンや材の強度によっては、
ブラケットを使わざるを得ない場合もあるので全てがこのようにできるわけではありません。
◎キッチンの組立~ステンレスの仕上
この物件ではアイランド型のキッチンを使用しています。
じつはワタクシ、アイランド型の組立を見るのは初めてでした…!
朝から現場に行き、どのように組み立てるのか見ていたところ…
これが、
こうなり、
こうなりました。
この間、わずか1時間程度…!
まるでレ〇ブロックみたい、なんて思ってしまいました。
さてこのアイランドキッチンのステンレス。
まっすぐに線が入っていますよね。
この仕上げのことをヘアラインと言い、ステンレスの仕上げ種類ではポピュラーなものです。
他では、
・バイブレーション(円状に線を入れていくもの)
・エンボス(凹凸のもの)
があり、この二つは傷が目立ちにくくはありますが、
表面の模様がヘアラインに比べくっきりしているため割と鈍い印象の仕上げになります。
シャープな印象にするか、ヴィンテージっぽくするか…
お部屋の雰囲気によって変わるとは思いますが、
キッチンをステンレスにする際はぜひ仕上げにも注目してみてください!
…というところで今回はここまで◎
次回は仕上げ編です!
前回はじめの方にご紹介した鉄骨の謎を解いていきます!
次回の更新もお楽しみに♪
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1.解体・下地編
3.仕上げ編
4.竣工編
5.施工事例
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チバ