こんにちは!
アシスタントデザイナーのちあきです。
アシスタント目線で設計・デザインについて、触れていこうと思います!
今日は造作の内窓について♪
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「ヒアリングってなにをするの??」
「いろいろキッチン」
「天井の仕上げと照明の深い関係」
リノベーションの事例で目にすることも多い「内窓」ですが、
実に色々な種類があるんです。
マンションの場合、
玄関ドア側(共用廊下)の腰窓とバルコニー側の掃き出し窓の2面からの
採光がなされていることが多いですよね。
玄関付近に土間やSICを計画する時は、
個室が無窓居室となることが多々あります。
そんな時は、腰窓からの光を取り込めるように内窓を設けたり・・・
リビングを介してバルコニーからの光を寝室まで届けるなど・・・
内窓を設ける場合、設計の打ち合わせではまず
採光・通気・拡がり感(圧迫感の解消)・意匠のどの目的かを考えます。
採光目的のときは開閉式でないことも多々ありますが、
WICや寝室の風通しを良くしたい!
といった場合には、こんな内窓が現れることも・・・!
また、寝室を最小限の広さで確保すると、壁と壁の距離が近いために
圧迫感を感じることもあります。
そんなときには、
このように大きめの内窓をリビングとの間に計画することもあります。
上の2つの事例は寝室が丸見えにならないように、すりガラスやポリカーボネードを用いているのもポイントです♪
「内窓」と一言で言っても、
開閉方法、窓の大きさ、枠の素材にガラスの模様・・・
ひとつとして同じものはないことがお判りいただけたでしょうか^^
物件の状況や部屋の使い方、生活スタイルに合った
最適な内窓をデザインできるようにアシスタントも日々勉強です・・・!
それでは今回はこのへんで♪
ちあき