バリアフリーリノベーションを検討している方必見!事前に知っておきたいチェックポイントや補助金制度について
高齢化社会の到来により、介護が必要な方や障害のある方のために、バリアフリーの住宅を考える方が増えているようです。
この記事では、バリアフリーのリノベーションの需要が高まっている現状について説明し、バリアフリー化の際にチェックすべき点やバリアフリー化で利用できる補助金制度についても説明していきます。バリアフリーのリノベーションに関心がおありでしたら、この記事をぜひ参考になさってください。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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高齢化に伴い、需要が高まるバリアフリーリノベーション
内閣府の調査によりますと、2017年10月1日の時点で、65歳以上の人口が総人口に占める割合は27.7%に達しています。これはおおよそ10人に3人が高齢者ということになります。
高齢者の増加にともない、介護が必要だったり、将来的に介護が必要になることを見越したりして、バリアフリー化するリノベーションを考える方が増えているようです。
バリアフリー化によって、廊下に手摺りを設けたり、床の段差をなくしたりすることで、高齢者や体の不自由な方が安心して暮らせるようになります。
バリアフリーリノベーションを行う際にチェックすべきことは?
バリアフリー化のリノベーションではマンション探しの時点から考慮すべき点があります。
バリアフリーとするためには、間取りの変更や段差を解消することが欠かせないため、そういったことが可能な構造なのかをチェックすることが必要です。
チェックすべき点として、次が挙げられます。
・室内の仕切り壁が撤去可能か?圧力壁は撤去できない。
・水まわりの設備が移動可能か?管理規約で制限されている場合がある。
・床下に充分な空間があるか?少ないと水まわり部分と廊下との段差解消が難しい場合もある。
・マンション前の歩道または駐車場から居室まで段差なしで移動できるか?
・バルコニーと室内の段差が解消可能か?管理規約でバルコニーの床の高さ変更が禁止されている場合もある。
なお、以上のチェックポイントは一般的なもので、個々のリノベーションによっては考慮しなくてもよい場合があります。
知って得するバリアフリーリノベーションによる補助金制度とは?
リノベーションなどでバリアフリー化すると補助金を受けられる制度があります。
介護保険制度では、要支援または要介護1~5と認定された人が居住する住宅で、バリアフリーリノベーションを行なう場合、リノベーションにかかる工事費用のうち、20万円を限度として、最大でその9割まで、つまり18万円が支給されます。
これは、段差の解消や手摺りの取り付けなど、個々の工事が対象となっています。例えば段差の解消工事に50万円、手摺の取り付けに10万円かかった場合、18万円+9万円で27万円が支給されることになります。
自治体によっては介護保険とは別枠で独自に補助金制度を設けている場合があります。お住まいの自治体に問合せるとよいでしょう。
バリアフリー化のためにリノベーションなどを行った場合、所得税が最大20万円減税される「住宅特定改修特別税額控除制度」があります。減税を受けるには、市町村や税務署への申告が必要となります。
詳細については、国税庁のホームページに掲載されています。リノベーション業者に問合せてもよいでしょう。
nuリノベーションならバリアフリー導入も徹底してサポート!
バリアフリーへのリノベーションをお考えでしたら、nuリノベーション(以下nu)にご相談ください。
ローンなどの資金計画のご相談についても、お客様の収入や条件をもとに、いくらまでお借り入れが可能かシミュレーションを行います。
nuでは時間をかけて丁寧にお客様のご要望をヒアリングし、バリアフリー化に向いた物件を提案させていただきます。
「老後のことを考えて、室内で車いすや杖を使っても不便にならないよう、フラットな床にしたい、でもデザイン性も重視したい」。
そんなご要望も、nuは徹底的にヒアリングし、理想のお部屋づくりをサポートします。
例えば、こちらの施工事例では、畳とフローリングに段差を持たせず、フラットなつくりになっていますが、シンプルながらもフローリング部分を市松張りにすることで、デザイン性に変化を持たせています。
事例1
https://n-u.jp/gallery/marugoto/5693/
無垢オーク材を市松張りで敷き詰めたLDKです。市松張りの醸し出す奥ゆかしさが畳とも調和し、空間全体に漂う「和」の雰囲気が心を落ち着かせます。
事例2
https://n-u.jp/gallery/marugoto/7009/
帰国子女のお客様で、日本の個室化された空間より開放的な空間のほうが好ましいとのこと。リノベーションでフラットかつ、ひとつながりになったワンルーム空間です。トイレやお風呂場もフラットになっています。凹凸をなくすために、床全体にモルタルを使用しました。
nuのスタッフは各自の担当分野だけでなく、物件探しから、設計、施工、アフターサービスまで精通しています。そのため、お客様は1つの窓口でご利用いただくことができます。。
リノベーションに関するどんな質問でもお答えいたしますので、お客様は安心して家づくりを楽しんでいただけます。リノベーションでバリアフリー化をお考えの方も、nuへぜひご相談ください。