リビングのインテリア選びで失敗しないためのポイントとは?成功事例とあわせてご紹介!
リビングは最もインテリアに力を入れたい場所ですよね。来客を通すことも多く、絶対に失敗したくない空間でしょう。しかしながら、自分だけの考えですべてのインテリアを揃えてしまうと思わぬ失敗をしてしまうこともあります。ここではリビングのインテリア選びで失敗しないためのポイントを解説します。あわせてインテリアの成功事例もチェックしてみましょう。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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インテリア選びで最も重視すべきはリビング!
家の中でも広い空間がリビングであり、家族が最も長い時間を過ごす場所でもあります。日本ではリビングとダイニングを兼ねていることも多く、食事や家族だんらんを楽しむ場所として定番ですね。
長い時間を過ごす場所であるからこそ居心地よく、快適な空間であることが重要です。各部屋のインテリアも、もちろん大切ですが、リビングのインテリアが家の印象を左右するので、インテリア選びで最も重視すべきはリビングであるといえるでしょう。
リビングインテリアの基本はレイアウトから!
リビングのインテリアを考えるには、まずは間取りを確認しましょう。間取りに応じたレイアウトにすることが大切です。
そのなかでも、リビングでまず決めたいのがソファの位置です。リビングのインテリアの要となるソファのレイアウトを決めると、おのずと様々な位置関係や基調が決まってきます。
このうち、最も基本になり、様々な間取りに適応するのが「コの字型レイアウト」でしょう。テーブルを配置し、片側にロングソファ、右もしくは左側にL字型になるように、小さな目のソファなどを配置するスタイルです。壁や窓に面してセットすることもできますし、リビングの形状を問わずレイアウトしやすいのが魅力となります。デッドスペースも少なく、狭いリビングでも広く空間を使うことができます。
また、テーブルをはさんで向かい合う形にセットする「対面型レイアウト」もあります。来客が多い場合はこの対面型が一般的でしょう。
その他に、「コの字型レイアウト」があります。これはロングソファの左右両方に小さなソファなどを配置するもので、L字型の両側版ともいえます。大家族など、人数が多い場合などはこのスタイルがおすすめでしょう。
ちなみにリビングがあまり広くなく、ソファを置くと狭く感じるのではと心配な場合は、足のないタイプのローソファを選ぶと空間を広く演出できます。
リビングインテリアの様々なテイストをご紹介
それでは、リビングのインテリアのテイスト別の成功事例をご覧ください。
[ シンプル ]
https://n-u.jp/gallery/eco/6091/
https://n-u.jp/gallery/eco/4216/
この2つの事例はシンプルなインテリアでまとめた例です。いずれもモノトーンと木を組み合わせて、すっきりとスタイリッシュながらも無機質になり過ぎず、温かみを感じさせる空間ですね。
一つ目の事例では、壁面一杯に天井や壁と同じ白の収納棚を設置して、収納場所を確保しながらもおしゃれな空間を演出。収納が壁と一体化しているので、空間を広く感じられます。
二つ目の事例では、窓際に濃色のソファを配置して、インテリアを引き締めています。効果的にヴィンテージ小物を配置することで、木のぬくもりを感じながらくつろげる居心地のいい空間になっています。
[ 北欧風 ]
https://n-u.jp/gallery/marugoto/through/
https://n-u.jp/gallery/eco/simplexhokuoumania/
次は、近年人気を博している北欧風。いずれも白と木を基本としたインテリアです。
北欧では季節によって日照時間が短く、暗い時間が長いため、部屋の中を明るく演出する白がインテリアに多用されます。そこに家の中の居心地をよくする温かみのある木を組み合わせるのが特徴です。
一例目では、壁の一面をブルーグリーンにして個性を感じさせつつ、部屋に広がりを持たせています。飾り棚がいいアクセントになっていますね。
二例目では、床の杢目を活かし、家具も主張しないシンプルなものにしています。キッチンカウンター前に3つ並んだ照明、リビングにも配置されたスポットライトが、インテリアにリズム感を与えています。
[ ヴィンテージ ]
https://n-u.jp/gallery/deco/simple_junk/
https://n-u.jp/gallery/eco/6173/
使い込まれて、いい味を醸し出すヴィンテージ素材を床材に用いたバージョンです。
ラフにペイントされた壁や天井が、ヴィンテージ素材のニュアンスを際立たせます。どちらも白熱灯色の照明を取り入れてムーディな雰囲気になるのが特徴です。主張のある床材に合わせて、テーブルや椅子、小物類もヴィンテージライクな味のあるものを使用し、統一した世界観を醸し出しています。
[ 和モダン ]
https://n-u.jp/gallery/marugoto/5693/
https://n-u.jp/gallery/marugoto/4389/
最も難しい和モダンも、プロの手にかかればこんなにおしゃれに実現します。
一例目は、すだれで仕切った空間に畳を敷き詰め、和の雰囲気を演出。子供の遊ぶ空間としても便利ですね。おしゃれさだけでなく、実用的な面も考慮されています。
二例目は、格子で部屋を区切り、町屋のような雰囲気を持たせた個性的な和モダンです。格子で仕切られた空間には畳敷きの和室があり、和と洋が見事に溶け合ったインテリアになっています。
リビングインテリアで失敗しない一番の方法は?
こういったこだわりのインテリアを実現したくなる方は多いと思いますが、実は、独断でこうしたインテリアを買い揃えた結果、思わぬ失敗を招くこともあります。
椅子やソファなどは店舗で見ると小さく見えるものですが、気に入って購入したところ、サイズをよく確認していなかったら大きすぎた……というのはよくあるパターンです。また、色合いを統一しようとしても微妙な色調の差があり、思ったようにまとまらなかったりすることもあり得るでしょう。
おしゃれさに惹かれて購入したデコラティブな照明などは、すぐに埃が目立つようになり手入れが大変になるといった落とし穴もあります。
そういった失敗を防ぐためには、やはりプロの手を借りるのが一番でしょう。100%オーダー型のリノベーションを手掛けているnuリノベーションでは、リノベーションした空間をインテリアコーディネーターがトータルでコーディネートする「decoる」というサービスがあります。
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