先日、某フローリングメーカーの展示会に参加させて頂きました。
さて皆さん、フローリングと聞くとまず思い浮かぶのが、
『無垢材』・『複合』・『シート』といったフローリングの種類
はたまた、『ウォルナット』・『チーク』・『オーク』といった
木材の材種ではないでしょうか。
今回は、もう少し深い部分のお勉強!!
『一本の樹からどのようにフローリングを加工するのか』です
木の断面ってどうなっていると思いますか?
水平に切断した輪切りの断面は、
切り株などでも知っているかと思いますが、
垂直に切断した断面がこちら↓
注目すべきは、『節』の種類や多さ、部分ごとに違う木目です。
木目の模様で特に美しいとされるものは【杢】と称され
高値で取引されると聞きます。
また、樹芯に近いほうを【赤身】、
外側の白くなっているほうを【白太】と呼びます。
このような、いろんな表情を出す木をどのように
フローリングとして切り出しているか気になりませんか?
左上『わく挽き』、右上『だら挽き』
左下『樹心割り』、右下『廻し挽き』
樹種の特徴によって、様々な加工が施され、
フローリングとして活用されています。
一般的には、出来るだけ節を出さず、木目を統一させ商品となりますが、
リノベーションでは、あえて節や木目をランダムに設定した
『ラスティック』というグレードが人気です。
個人的になりますが、ラスティックは、様々な表情をもつ木の本質を
表していると思うので、自分も、とても気に入っています(^_^)/
機会があったら、ショールームなど足を運んでみてください。
自分好みを探す旅、楽しいですよ!!
YO-hey