世界にひとつだけの空間を作りたい!リノベーションとリフォームを分かりやすく解説
世界にひとつの自分だけの空間、憧れますよね。そのためには、リノベーションやリフォームという手段がありますが、リノベーションとリフォームの違いをご存知でしょうか。ここでは、リノベーションとリフォームとの違いについて分かりやすく解説します。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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リノベーションとリフォームの違いとは?
混同しがちなリフォームとリノベーションですが、ここで違いをはっきりとさせておきましょう。
まず、リフォームとは原状回復と置き換えられるもので、使用によって傷んだものや年月が経過して老朽化したものを直したり、新しいものに取り換えたりすることを意味します。
具体的には、内装や外装などの張り直しやキッチン、バスなどの設備を付け替えるなどがリフォームにあたります。新築の状態からマイナスになった部分をゼロに戻すといったイメージと考えていただければ、わかりやすいのではないでしょうか。
次にリノベーションですが、リノベーションは英語で「革新」などの意味を持つことからも察せられるように、既存の中古住宅に大きく手を加えて、新しく生まれ変わらせることをいいます。リノベーションされた住宅は、元の面影をとどめていないことも多いです。間取りを変更する、キッチンやトイレなどの水回りの位置を変える、耐震化のための工事をするといった手法はリノベーションです。新築時にはなかった、新たな価値を生み出すのがリノベーションといえるでしょう。
リフォームとリノベーションでは、まず工事の規模が変わってきます。リフォームでは該当箇所の修理や壁紙の張替え、キッチンの取り換えなどの比較的小規模な工事がほとんどであるため、工事期間も短く、1ヶ月程度の場合が多いです。
一方、リノベーションの場合は間取りや水道管の変更などの住宅全体にかかわる規模の大工事になります。工事期間もリフォームと比較して長期間に及び、2~3ヶ月程度、場合によってはそれ以上かかる場合もあります。
また、住宅の性能でも違いがあります。先にも少し述べましたが、工事によって新築と同程度の状態に戻すものはリフォーム、新築時よりも性能が上がっているような状態の場合はリノベーションといいます。
リノベーションとリフォームそれぞれのメリットやデメリットとは?
ではここで、リフォームとリノベーションそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
リフォームでは、それまでの家の雰囲気を残したまま、気になる箇所だけに手を加えることができます。それまで住んできた家に愛着がある場合などには、これは大きなメリットとなるでしょう。住み心地も変わりませんので、安心して住み続けることができます。工事期間も短く範囲も狭いので、ほとんどの場合、リフォーム工事中も住み続けることが可能です。リフォームする場所によっては多少の不便を強いられる可能性がありますが、仮住まいを借りる必要がないのは、費用面でもメリットになります。
デメリットとしてはメリットの裏返しともいえますが、工事が小規模なため、大掛かりな変更はできないということでしょう。部屋数を変える、家の構造そのものに手を加える耐震化工事などはリノベーションの範囲になります。
では次に、リノベーションのメリットはどうでしょうか。
リノベーションのメリットとしては、やはり間取りを変えるなど、自由に設計できることが大きいでしょう。デザインや使い勝手を住む人の好みに合わせて、その人の為だけの家にすることが可能です。既存の家にない個性的な間取りなども、リノベーションなら実現できます。また、物件選びの幅が増えることもリノベーションの強みといえるでしょう。新築では立地や予算、間取り、内装などが全て条件に合ったものを探すのはなかなか難しいのが現実です。
しかし、リノベーションを行うことが前提になっていれば立地と予算、広さにのみ注目すればいいので、新築物件を探すより各段に物件の選択肢が広がるのです。さらに、新築を購入するのと中古住宅を購入してリノベーションを行うのとでは、後者のほうがコストを抑えられることが多いのもメリットでしょう。
デメリットとしては、購入する物件によっては建物自体の築年数がかなり経っているものも多いため、耐久性や耐震性に不安がある場合もあることが挙げられます。特に1981年の建築基準法の改正以前に建築されているものは耐震性が低く、現在の耐震基準を満たすようにリノベーションを行うとかなりのコストがかかってしまうことになります。そうなるとリノベーションのメリットであるコスト面のメリットが活かされません。
また、工事が大掛かりになるため、工事期間が長くなり、仮住まいが必要になる場合もあります。
リノベーションとリフォーム、双方に共通する注意点とは?
では、リノベーション、リフォーム双方に共通する注意点をチェックしてみましょう。
・業者からリノベーション、リフォーム内容について提案があるか
お客様の要望を取り入れるのはもちろん大切ですが、より良いリノベーションやリフォームの為には業者からの適切な提案が不可欠です。
お客様からしっかりとヒアリングを行い、プロの視点から要望の問題点、改善点を指摘して、代替え案やより良いプランの提案してくれるのが、良質な業者の条件です。
・保証・アフターサービス内容のチェック
リノベーションやリフォームを行う際には、事前に保証内容や、アフターサービスの範囲にどこまで含まれるのかしっかりと確認しておきましょう。
リノベーションやリフォームの場合、明確な基準がないことも多いです。後々のトラブルを避けるためにも保証、アフターサービスの内容と期間などを確認するようにしてください。
・業者(担当者)の対応
これはリノベーション、リフォームに限ったことではないですが、業者がどういった対応をするかを見極めるのも大切です。お打合せの内容をきちんと記録しているか、質問したことに誠意をもって返答してくれるか、必要な知識は持っているかなど、これからの住処について任せるのですから、信用できる業者かどうかを見極めて依頼するようにしましょう。
担当者の対応に不安を覚えるようなことがあれば、リノベーション、リフォームが思い通りのものに仕上がらないなど、トラブルに発展する可能性があります。
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