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みなさんこんにちは。
今回は昨年山形旅行に行った際に訪れた、酒田市美術館についてご紹介します。
まず印象的だったのは、その建物が周囲の自然と美しく調和していたことです。
丘の上に建つ美術館は、日本海や庄内平野を一望できる立地にあり、建物の大きな窓やテラスからは、まるで風景そのものが一つの作品のように感じられました。
インナーバルコニーのような空間。天井高の変化と壁によって空間を緩やかに仕切り、通路と滞留できる場所を分けているのが良いなと思いました。
個人的に美術館の中で一番この場所が気に入ったのでいろんな角度で写真をたくさん撮りました。
建物の設計は石と木が組み合わせてあり、モダンでありながら温かみを感じさせるデザインです。館内動線もよく考えられており、展示室から展示室へと自然と導かれるような流れがあります。
奥の部屋に行くと3面ガラス張りの休憩スペースがありました。周りが木々で囲まれているので開放的でありながら落ち着く空間で、長居したくなる場所でした。
ちなみに、この時は絵本原画展があっていました。私が小さい頃大好きだった「ころわん」のぬいぐるみが置いてあって萌えました。
美術館全体が、芸術と自然が融合した空間芸術のようで、心が豊かになるひとときでした。