みなさんこんにちは!
ぎっしーです。
今回は、ご来光を見に富士山を登頂した思い出を書きたいと思います。
一生に一度は登ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
富士山はいくつかルートがあり、それぞれルートの長さや足場の違い、混雑のしやすさ、山小屋などの施設の多さなどそれぞれ特徴がありますが、私は初心者にもおすすめの山梨県側の吉田ルートから
登りました。
このルートは登山道と下山道が別にあり、登山者の半数が利用すると言われているルートで
とても混雑することで有名です。
実際、私が登った時もかなりの人がいました、、
私は夜20:00〜登り出して朝日が出る4:00あたりに登頂を目指すいわゆる弾丸登山の行程でした。
(公式には弾丸登山はあまり勧められておりません。十分な準備をし、
山小屋に宿泊する余裕を持った登山がおすすめです。)
五合目までは車とバスを併用して行きます。
パーキングに車を停めると、富士山がまだまだ遠くに見えます。
今からあれに登るのかと楽しみと不安が入り混じる感情でした。
吉田ルートの五合目は商業施設も充実しており、ここで夕食をとっていざ出発です。
スタートしてからしばらくは散歩気分の緩やかな上り坂になっています。
30分ほどで6合目に到達し、ここからが本格的な登山道となります。
上を見ると全く進んでいる気がしなくて愕然となりました、、
7合目あたりから岩場が多くなり、勾配が一気に急になってきます。
足への負担がハンパないです。
また、岩場付近での休息では落石被害の危険があるので注意してください!
この辺りからだんだん空気が薄くなり体力的にもつらくなり、座り込んでしまう方やリタイアする方もちらほらでてくるのが8合目。
下を見下ろすと雲が一面に見えます。光って列になっているのが登山者のライトになっていて、
結構登ってきたなと自覚できました。
ちなみに、私たちはスルーでしたが、8合目は山小屋がたくさんあり、
通常はこの辺りで宿泊、休憩できるようになっています。
実際8合目が一番きつかったので、助かったと思う人も多いのだと思います。
ここからは意外とあっというまで、思っていたより2時間も早く登頂できてしまいました。
完全に時間配分をミスりました、、(笑)
当然ですが頂上は氷点下でめちゃめちゃ寒く、ここまでの疲労もあって、
ご来光までの待ち時間はかなりきつかったですね、、
ご来光が見られる位置を陣取っていたのですが、
隣の登頂者グループは準備万端でコーヒーを淹れていて、
自分たちも持って来ればよかったとものすごく後悔しました。
かなりの人数が集まってきていよいよ空も明るくなってきました。
これがご来光になります!!
ベタですが正直めちゃくちゃ感動しました!
透き通るような空、眼下に広がる雲海、そして赤い地平線、
写真ではなんとなく見たことのある景色もいざ自分自身が目の当たりにすると、
そのスケールに圧倒されました!
ここまで頑張って登った甲斐のある素晴らしいものでした。
『富士山を登ると人生観が変わる』みたいな話をよく聞きますが、
私の場合はこれといって何かが変わるわけではありませんでした。
しかし、日本一の山を乗り越えられた経験は自分の中でも一生ものですし、
日々抱える小さな悩みなんてどうでも良くなるくらいの大自然に
気持ちも新たにがんばろうと思えました。