お世話になっております。
ダテちゃんです。
少し時期が過ぎてしまいましたが、土用の丑の日に食べた「うなぎ丼」と
故郷「浜松」のご紹介をさせてください。
私の故郷「浜松」には浜名湖があります。
ここでは100年以上前からうなぎの養殖が始められたそうです。
日照時間が長く一年を通して温暖な気候であることと
平坦な土地があり広い養殖場を建設するのに適していたことが
うなぎの養殖の起源にあるそうです。
当時、うなぎの餌となっていたのは蚕でしたが
浜松市では紡績業が盛んだったことから
蚕が十分に手に入れやすい環境であったことも
養殖業発展の気運にあったそうです。
私が親元を離れてからは
この時期になると2枚のうなぎが
実家から届けられるのが習慣になっています。
うなぎの名店で食べることも良いですが
家でうなぎを自ら調理して
故郷を思い出しながらうなぎ丼を食べるのも
また良い時間ですよね。
実家からは白蒲にされた状態のうなぎが届きます。
料理がズボラな私でも一手間でうなぎ丼が完成します。
身のやわらかさ ホカホカ具合 タレの濃さ
自分好みにアレンジできるまでになりました。
そもそも、土用の丑の日とは
季節の変わり目となる梅雨明けに重なる夏に
体をいたわり精が付くものをたべることが昔から行われてきたそうです。
土用とは、季節の変わり目の約18日間のことで
丑の日とは、「紐・絡む」と同じ意味があり
「種の中で芽が育つ」という意味があるそうです。
では、なぜ「うなぎ」がその機会の食べ物に選ばれたのでしょうか。
こちらには諸説があり
・万葉集に「うなぎを食べて栄養を取ったら」という詩が残っていたり
・「う」が付くものを食べると夏負けしないという言い伝えなどがあるそうです。
おいしいものを食べつつ、過去からの習わしを学べる良い機会になりました。
これからも季節の食べ物、積極的にチャレンジしていきたいと思います。