みなさんこんにちは!
ぎっしーです。
先日、帰省のついでに岐阜の養老公園の一角にある養老天命反転地に行ってきました。
世界的に活躍したアーティスト荒川修作と、そのパートナーで詩人であったマドリン・ギンズが、
30年以上温めていたという構想を実現させたテーマパーク。
一応公園ですが、施設そのものが巨大なアート作品になっています。
水平や垂直な線は極力排除されており、人間の平衡感覚や遠近感を混乱させる仕掛けが施されています。
これは、来場者をヨチヨチ歩きの子どもの状態に戻すことが狙いなのだそう。
ちなみに、希望者にはヘルメットの貸し出しもありました。
それだけ危ないということなのでしょうか、、
そんな養老天命反転地で一番人気なスポットが、養老天命反転地記念館。
館内のあちこちには荒川+ギンズによるデッサンやイメージワークが展示されています。
床と天井のデザインが対になっているため、まさに世界が「反転」しているようでした。
それから、次いで人気のスポットが、
こちらのメインパビリオンである「極限で似るものの家」。
床面には岐阜県の地図がプリントされています。
そして、屋根は岐阜県の形をしています。
内部は迷路のようでそのあちこちに、冷蔵庫やコンロといった、一般的な家にあるアイテムが点在しています。
実はこちらも養老天命反転地記念館同様に、床と天井のデザインが対になっており、反転しています。
そして、養老天命反転地最大のスポットが、楕円形のフィールド。
広大な敷地の中には、「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在しています。
さらに、丘やくぼみ、曲がりくねった回遊路が多数設置されており、見た目以上に、コースはハードです。
反対側まで辿り着くのはかなり大変で軽めの登山のようでした。
それだけに、養老天命反転地を一望した時には、なんともいえない達成感がありました。
皆様も養老に行った際にはこの不思議な感覚になれるスポットにぜひ訪れてみてください。