[2020.5.18]
自分の趣味の中の一つに「釣り」があります。
遡れば小学一年生の頃から、実家の前を流れる川で爺さんとフナやハヤという川魚を釣るところから始まり
中学、高校とブラックバスにハマり
現在は食べられる魚を中心に釣りに出かけている息の長い趣味で有ります。
釣りとは奥の深いもので、水の中にいる見えない相手と知恵比べを行うものと捉えています。
ただハリに餌をつけて海中に落とし、ぼーっと水面を眺めるだけではないのです。
特に疑似餌(ルアー)を使用して魚を釣り上げるためには様々な事象に頭を巡らせなければなりません。
まずはターゲットとなる魚の生態について
相手を知らなければ対策が打てません。
いつ、どこで、何をしているか
どの季節に、どの海域もしくは水深で、何を食べているか
これらを調べることが第一歩となります。
また相手は自然であるため、当然いつも同じ状況で釣りができるとは限りません。
海であれば月の満ち欠けによって潮の満ち引きが異なります。
そして風も釣りをする上で大きな要因です。
また前日の天候によっても、水中が澄んでいたり濁っていたりします。
そのような様々な自然の状況を読み取り、ターゲットとなっている魚種の生態と照らし合わせて
「適切な時間帯」に「適切な場所」の「適切な水深」に「適切なルアー」を投げ「適切なアクション」をつけて、釣り上げるのです。
そこまで見えない水中に想像を広げ、狙い通りの魚が釣れた時の喜びは何にも代えがたいものであります。
さらに釣り人の特権として、釣りたての魚を食べることができます。
最近は自粛期間中でなかなか釣りに行けなくて残念ですが、また思いっきり釣りができる日を願って道具の手入れをしているのでした。
マツモト