リノベーション診断で見つける、あなたにぴったりの家づくり
マイホームの購入を検討し始めたけど、「どのリノベ会社に依頼したら満足度の高い家づくりができるのかわからない…」。
そんな疑問を抱えている方に試していただきたいのが、nuリノベーション(以下、nu)の『リノベタイプ診断チャート』!
家づくりのパートナーを見つけるヒントにしてみてくださいね。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
著者の詳しいプロフィールはこちら
<この記事のトピックス>
・やってみよう!リノベ診断チャート
・タイプ別 | サービスの特徴と会社選びのポイント
・個性が光る、100%オーダー型リノベの事例3選
やってみよう!リノベ診断チャート
それでは早速、nuの『リノベタイプ診断チャート』を実践してみましょう!
初めの質問は、「“自分へのご褒美”と言われて真っ先にイメージするものは?」。2つの選択肢からあなたの価値観に合ったものを選んで、続く質問にも答えていってください。
診断チャートの結果は、いかがでしたか?
マイホームの購入は人生の中でも大きなイベントのひとつです。選択の仕方によって入居までにかかる時間や総予算、住宅ローンの組み方など資金計画も大きく変わってきますし、悩みポイントも異なるかと思います。
ここからは、診断結果をもう少し深掘り!
4つの診断タイプ別に、各リノベタイプの特徴や、会社選びの際に気をつけたいポイントをご紹介していきます。
タイプ別 | サービスの特徴と会社選びのポイント
それではAタイプから順に、ポイントを解説していきます。ご自身のタイプはもちろん、他のタイプの特性を知ることで新たな発見があるかも!?ぜひ一つひとつのタイプを比較しながら読み進めてみてくださいね。
■タイプA:新築or築浅中古マンションの購入+リフォーム
こんな人はタイプA:リフォーム会社がおすすめ
□マンション自体の新しさにもこだわりたいという人
□なるべくスピーディに工事を完了させたい人
□「壁を抜くだけ」「クロスを張り替えるだけ」など、工事内容が明確(ピンポイント)な人
物件購入を検討する際に重視する条件は、お客様一人ひとりによって大きく異なります。
駅近に住みたい方、実家の近隣エリアに限定して探している方、ヴィンテージマンションに憧れている方…。例を挙げたらキリがないですね。
その中にはもちろん「新築、もしくは築10年以下の物件」を条件とされている方もいらっしゃいます。ただ、そのままでは内装がライフスタイルや好みに合わず、部分的に手を加えたいというご要望も多くなっています。
リノベーションの方がなんとなくおしゃれなイメージがあるという方も多いですが、ここで気をつけたいのが「設計料」の存在。工事金額のみを請求されるリフォーム会社と異なり、精緻なプランニングや図面作成を要するリノベーション会社の場合は通常10〜15%ほどの設計料がかかるケースがほとんどです。
そのため、「隣接する個室の壁を一部撤去してLDKと繋げたい」、「アクセントクロスやタイルを部分的に貼りたい」など、リフォーム会社でも十分に対応が可能な内容の場合は、少し割高感を感じてしまうかもしれません。
このように、新築や築浅物件の場合はリフォーム工事でも充分に希望の工事内容を満たせるケースも多いため、ご自身が求める工事内容を見極めることが、満足度の高い会社選びの鍵となります。
場合によっては、「部分リノベ」という選択肢も!
新築・築浅物件であっても、デザイン性を求める場合には「部分リノベ」という選択肢も頭に入れておくのがベター。
「壁を撤去したところに、オリジナルの内窓を設置したい」、「設備は活かして、表層のデザインは大きく変更したい!」。
そんな場合には部分リノベーションが向いています。
nuでは新築・リノベ済み物件の購入に伴う部分リノベのご相談も随時受付中!お気軽にご相談くださいね。
■タイプB:リノベーション済みマンション
こんな人はタイプB:リノベーション済みマンションがおすすめ
□物件購入後、すぐに入居したい人
□リノベーションならではの素材感やデザインを手軽に楽しみたい人
リノベーション空間に興味はあるけど、「仕事などが忙しく、まとまった打合せ時間を確保するのは難しそう」。そんな方におすすめなのが、リノベ会社が提供するリノベーション済み物件の購入を検討すること!
予め物件費用にリノベーション費用が含まれているリノベ済み物件は、資金計画がシンプルになるという点も魅力。また、完成した空間を実際に見ることができ、暮らしやインテリアのイメージがつきやすいのがメリットですね。
近年では大手ポータルサイトでも「リノベ済み物件」や「デザイナーズマンション」などのキーワードで物件を絞り込める機能が付いている場合や、リノベ済み物件に特化したポータルサイトなどもあるため、より手軽にリノベ空間を手に入れることができます。
nuでは、独自のデザイン力、施工クオリティを集約させ、物件の仕入れからインテリアスタイリングまでをトータルプロデュースしたリノベーション済み物件の販売も行なっています。不定期で物件情報がアップされているので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみてくださいね。
■タイプC:パッケージ型リノベーション
こんな人はタイプC:パッケージ型(定額制)リノベーションがおすすめ
□事前にリノベーションの費用感を明確にしたい人
□オリジナリティのある空間をつくりたいが、コストボリュームを抑えたい人
リノベーションは楽しみたいけど、「自分たちで仕様を全部決めるのは不安」。そんな方はパッケージ型リノベーションを検討してみるのも一つの手。同様のサービス内容として“定額制リノベーション”と呼ばれるケースもあるこの方法では、フローリングやタイル、設備機器や建具など、それぞれのカテゴリーで各リノベ会社のおすすめの仕様が選べるようになっていて、組み合わせ次第で新築物件やリノベ済み物件にはないオリジナリティのある空間をつくり上げることが可能です。
パッケージアイテムの中から仕様を選ぶ場合はリノベーション費用の総予算の見立てもつけやすく、物件購入費とのトータルコストをイメージしながら家づくりを勧められるのは大きなメリットですね。
気をつけたい“オプション費用”の落とし穴
パッケージ型リノベーションは、限られた素材や設備機器のみを仕入れることで無駄をなくしコストを抑える仕組みになっているため、イレギュラーな仕様を希望するとオプション費用が大きくなる可能性も。
軽微なオプション変更であれば対応してくれる場合もありますが、家づくりにどれくらいこだわりがあるのか、検討しているリノベーション会社ではどのくらいの自由度があるのかなどは、パッケージ型リノベーションを選択する場合も事前に確認しておきましょう。
■タイプD:100%オーダー型リノベーション
こんな人はタイプD:100%オーダー型リノベーションがおすすめ
□細部までこだわった、フルオーダーの家づくりを楽しみたい
□ライフスタイルにあった間取り、仕様の家で暮らしたい
□今まで新築やリノベ済み物件に住んだことがあるが、満足できなかった人
間取り、素材、設備などの細部までこだわり、「家づくりをとことん楽しみたい!」という方には、100%オーダー型リノベーションがおすすめ!ご自身のライフスタイルや価値観を反映させた、唯一無二の空間をつくり出すことが可能です。
特に、100%オーダー型リノベーションが他の3つのタイプと異なるのは、造作家具や造作設備の自由度の高さといえるでしょう。
リフォーム会社の場合も、既製品の収納部材を設置したり建具を取り付けたりする工事は可能ですが、現場でゼロから部材を切り出したり組み上げたりする作業が必要な造作キッチンや造作棚、造作洗面台などは対応ができないといったケースも多く、オリジナルデザインのある空間をつくりたいと考えている方には少し物足りなさを感じてしまうことも。
—————–
4つのリノベタイプ、いかがだったでしょうか?
ご自身が求める“家づくり”像を明確にし、求める自由度に応じて依頼先を選定するようにしましょう。
個性が光る、100%オーダー型リノベの事例3選
それでは、ここからはnuが手がける100%オーダー型リノベーションでつくり上げた、住まい手の個性が光る事例を3つご紹介!空間づくりの中でこだわったポイントや、オーダー型リノベーションに感じた魅力なども十人十色。ご自身だったらどんなところに魅力を感じるかな?など、イメージしながらぜひご覧くださいね。
・リノベーション事例:「ニュアンス×maison」(東京都)
ネイルポリッシュやジュエリーの企画・販売を手がけるアサノさん(@aaasanooo)がつくり上げたのは、お部屋の角という角にアールの要素を散りばめた、丸みのある空間。
ぽってりとした形状にこだわってデザインしたオリジナルのアイランド型キッチンは、カウンターや腰壁部分をぐるりと全面をタイルで包み込み家具のように造作。食洗機や大容量の収納も兼ね備え、見た目だけでなく実用性にもこだわり抜いてつくり上げました。
また、寝室にもともとついていたクローゼットは、その窪みを活用し用途を「収納」から「メイクルーム」へリノベーション。鏡面に照明を取り付けたり足元にはドライヤー用のコンセントを引き込んだりと、使い勝手にもこだわった空間へと昇華されています。
また、アサノさんのお宅を語る上で外せないのが、お部屋の随所にフォトスポットがあるということ。
キッチン背面の飾り棚に取り付けた球体上の照明器具や、リビングの窓辺に造作した曲線状のオブジェなど、暮らしと仕事がシームレスに繋がったアサノさんのライフスタイルをそのまま落とし込んだような空間に仕上がっています。
・リノベーション事例:「mine」(東京都新宿区)
築24年、約50㎡の一室をワンルームにリノベーションして暮らすMさん。落ち着いたグレートーンで統一された空間を、お気に入りの家具たちで緩やかにゾーニング。まるでホテルのスイートルームで過ごしているような上質な空気感に包まれています。
実は引越しは今回で10回目だというMさん。空間へのこだわりは強かったものの、デザインや使い勝手などは「プロ目線の提案をベースにしたい」と考えていたと言い、設計デザイナーの提案に対して、Mさんがやる、やらないを最終ジャッジするスタイルで打合せを進めていったそう。
このアイランド型の洗面台も、「脱衣室はいらない」というMさんの要望を汲み取ったデザイナーが提案したレイアウトで、ベッドルームと洗面・バスルームが一体的になったホテルライクなつくりは、まさにMさんのライフスタイルにぴったり。
一方で、キッチンのバックカウンターと一体的に造作したダイニングテーブルはMさんのこだわりが色濃く反映されている箇所。当初は壁と天板のラインを合わせたすっきりとした納まりを提案されたといいますが、「来客をイメージすると、もう少し広さが必要かも」というMさんのリクエストで壁から天板が30cmほど張り出したつくりに。
まさに設計デザイナーとMさんの二人三脚でつくり上げた空間です。
・リノベーション事例:「MOKU×CAT WALK」(神奈川県横浜市)
ご夫婦と幼稚園生の娘さん、2匹の愛猫と暮らすFさん一家が100%オーダー型リノベーションでつくり上げたのは、リビングの天井をキャットウォークがぐるりと取り囲む、木の温かみが溢れる空間。
キャットウォークの両端にはそれぞれオーダーリノベーションならではの仕掛けが施されていて…。
窓辺側にはキャットステップと猫トイレ置き場を設置。リビングのこの箇所だけ床を磁器質タイルで仕上げ、お手入れのしやすさを徹底的に追求しました。
反対端は造作本棚と繋がっていて、棚の上を通ってダイニング・キッチン側のキャットウォークに移ることが可能。さらにこの本棚はキッズスペースとのパーティションとしての役割も担っていて、LDKとの繋がりを感じつつ娘さんが安心して遊べる空間になっています。
最後に
新築なのか中古なのか。オーダーリノベかリノベ済みか…、もしくはリフォームなのか…。住宅取得は“選択”がつきものです。どの選択肢にしても大きな買い物であることに変わりはありませんので、ご自身が家に求めるものを様々な視点から整理して、最良の選択をしてくださいね。
nuの『施工事例』ページでは、これまでの約1000件の事例を掲載しています。また、『リノベ後の暮らし』ではお客様それぞれのリノベを選んだ理由や、物件選びからご入居までのストーリーもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、煮詰まってしまうことや、初心に戻りたいときには「リノベタイプ診断チャート」をもう一回やり直してみるなど、繰り返しご活用ください!
よくあるご質問
Q1. リフォーム・リノベーションの依頼先は、どんな判断基準で選定すれば良いですか?
A.
希望するサービスによって適した依頼先は異なるため、まずはご自身の物件の取得状況や工事の規模、デザイン提案が必要な内容かどうかなど、依頼内容の精査を行うことが大切です。また、手軽におしゃれな空間を手に入れたいのか、時間がかかってもフルオーダーの空間で暮らしたいのかによっても適した依頼先が変わってくるため「リノベタイプ診断チャート」などを利用してみるのも、頭の整理になって良いでしょう。