こんにちは!施工管理のまつこです。
本日からまた新たに1件、
現場の生の声をお届けしていきます(^^)/
◎concept
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BRITISH×アンティーク
ミッドセンチュリーの気風
深い森のような、ミステリアスなグリーンで全体を塗装して仕上げたリビング。
クラシカルなパーケット模様の床がヴィンテージインテリアの重厚感を際立てます。
リビングのすぐ横に設けたWICは大きな窓のついたブラックのパーテーションで仕切り、
ヨーロッパの街並みでウィンドウショッピングしているかのような景色を再現。
随所に使用した真鍮のパーツが煌めき、独特の世界観をより華やかに演出します。
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◎plan
元々1ROOMだったリノベ済物件を
今回は1LDK+WICへとリノベーションしていきます。
さまざまな箇所にちりばめられたこだわりの色づかいや
細かいパーツ類でオリジナルな世界観を表現していきます!
詳しい仕上がりについては次回以降にじっくりご紹介するとして、
1回目の本日は、解体~下地工事~電気・設備配管工事、
そしてオリジナル造作家具の製作までをご紹介いたします。
◎解体工事
6年前にリノベーションされたお部屋を着工と同時に部分的に解体していきます。
もともとゆるやかに仕切られた1ROOMのため壁の撤去は比較的少なく、
一番印象的だったキッチンを取り外すとこのような状態に。
設備の配管(水・お湯・排水)が残った状態ですが
ここからいよいよリノベーションスタートです^^
◎下地工事
新しい壁の木下地や床のベニヤ張りがどんどん進んでいきます。
手前がLDK、そして中央奥が寝室、右手奥がWICです!
WICとLDKを隔てる壁には・・・
通常通り壁となる木下地を建てたあと、四角い開口を開けます。
この開口が何になるのかは後程ご紹介しますので、お楽しみに!
ここで少し余談・・・
コンセプトである「BRITISH×アンティーク」の世界観を
表現するために重要な存在であるパーツ類について触れたいと思います。
こちらは、そのパーツ類を専門に取り扱う
「みはし株式会社」というメーカーさんのショールームです。
所せましと壁に並んだパーツ類、これが一体何かというと
答えは「モール材」です。
★モールとは・・・?
モールディングや刳形 (くりかた)とも呼ばれ、
建築物・家具を装飾する建材の総称のことです。
nuでもこのモール材を取り入れた事例がいくつかあり、
こちらの物件でも随所に取り入れていきます!
↑の白や木の凸凹したパーツが実際使うモール材のカットサンプルです。
まずひとつめは、こちら。
トイレの壁に取り入れました^^
腰の高さまで木板を貼り、
その周辺に装飾として小さめのモール材をプラス。
こちらは後ほど、塗装で仕上げていきます。
そして、ふたつめはこちら。
WICとLDKを隔てる壁にあけたあの開口です!
先程の下地状態からボード材を貼り、モール材で装飾するとご覧の通り。
未だ仕上がっていない状態でも
充分ショップの店先のようなお洒落な雰囲気が感じられます◎
天井部分まで抜かりなく、この通り。
他にもモール装飾をする箇所があるのですが、
そちらについては次回以降ご紹介いたします。
◎塗装工事
モール装飾も付けおわり、大工さんが活躍する木工事が完了すると
塗装工事に移っていきます。
こちらは今回使用する色サンプルの一部。
見本帳の小さな色チップでは広い面積に塗った際の仕上がりが
どうしてもイメージしづらいため
こうしてA4サイズ程度の色サンプルをみて確認します。
それでも壁一面に塗るとまた少し違って見えるほどです。
グリーンをベースとし、
ポイントでネイビーやブラックを取り入れていきます^^
塗装をかける前に入念に下地処理を行います。
この下地処理によって仕上がりが大きく左右されるため、とても重要な作業なのです。
下地処理までご紹介したところで、今回はここまでです!
塗装作業の続きは次回のお楽しみにとっておきましょう◎
次回は、塗装工事の続き、その他仕上げ工事の様子をお届けします。
仕上げ工事が始まると完成まであっという間です!
また、こちらの物件は完成見学会を予定しています!
実際にnuのリノベーション空間を体感いただける貴重な機会なので、
皆様お誘いあわせの上、ぜひお越しください◎
まつこ