こんにちは!施工管理のまつこです。
本日からまた新たに1件、
現場の生の声をお届けしていきます(^^)/
◎concept
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Traditional
アーチ×モール
陰が魅せる美しさ
キッチン腰壁につけたモールディングの陰影が、
空間全体にクラシカルなアクセント。
段差を一段つけてタイル敷きにすることで、
キッチンを緩やかにゾーニングしました。
ワークスペースはドアのないアーチの入り口でリビングと同じ空気を共有。
プライベートとパブリック、
どちらも大切にしたちょうどいいバランスを探りました。
所々で光るヨーロッパの伝統的意匠が、空間を格調高く仕立て上げます。
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◎plan
元々2LDKだった間取りを、
今回は1LDK+ワークスペース+WICへとリノベーションしていきます。
アーチ開口や内窓等、遊び心を取り入れつつ、
オリジナル造作家具ではモール材を用いて
昔のヨーロッパ家具のようなかっちりとした印象を演出。
1回目の本日は、
解体~下地工事~電気・設備配管工事、
そしてオリジナル造作家具の製作までをご紹介いたします。
◎解体工事
築13年の比較的きれいな既存のお部屋を
着工と同時に容赦なく解体します。
天井~壁、と解体を進めると
換気ダクトや給水・給湯管などがお目見えです。
壁天井を一通り壊し終えるとなんとここまでスッキリします◎
↑玄関~バルコニー側へ向かって
↑バルコニー側~玄関へ向かって
床剥がし等細かい作業まで終えると、さらにスッキリ。
配線や配管等が残った状態ですが
後々取り替えるとして、
ここからリノベーションスタートです^^
◎下地工事
まず新しいプランの壁下地を建てていきます。
壁下地と同時並行で電気配線や給排水等の設備配管を行う為
この時期の現場はとても賑やかです^^
電気配線・設備配管がひと段落すると
次は床下地に取り掛かります。
床下に配線類を隠し、
その上にベニヤ板を貼っていきます。
床まで作り終えると
おおよそ新しいお部屋の間取りが見えてきます。
↑バルコニー側~玄関へ向かって
最初と比較すると大違いですね◎
天井の下地組みも着々と進み、
別角度から全体を見るとこのような感じに◎
ちなみにこちらはLDKの天井ですが
このままコンクリートの躯体に後程ペイントをかけて
仕上げていきます♪
◎床暖房工事
こちら、リビングの一角なのですが
冬場に助かる「アレ」がちらり。
奥から敷き詰められているこちらの白いパネル
何だと思いますか??
……
そう、床暖房です!
せっかく色や素材にもこだわって選んだフローリング、
冬でも素足で歩けたら嬉しいですよね◎
この床暖房パネル、なんと薄さ0.6mm!
1mmにも満たない薄さで冬場快適に過ごせるなんて驚きですよね。
冷え性の方、冬でもくつ下やスリッパなしで過ごしたい、
なんて方には必須アイテムです^^
◎アーチ開口
床下地工事を終えると、壁のボード貼り作業が始まり、
同時並行でオリジナル造作家具・建具の製作も始まります!
こちらでご紹介したいのは
コンセプトにもなっている「アーチ」。
設置するのはWICの入口2箇所です。
まず上部の曲線部分の型枠ベニヤを貼り、
直線部分のボードを貼ります。
壁の小口(厚み)部分にもベニヤを曲げて貼り、
アーチ開口の完成です!
下地工事があらかた終わったところで、今回はここまでです◎
次回は、大工工事の続き、造作家具を作成する様子や、
塗装・クロス等の仕上げ工事をお届けします。
仕上げ工事が始まるとめまぐるしい変化が楽しめますよ~!
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関連記事はこちら
2.造作・仕上げ編
3.竣工編
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まつこ