モデルの斉藤アリスさんとお届けする、ご自宅のリノベーション日記。
物件探しから、工事中の現場のレポートまで。アリスさんと一緒に、はじめてのリノベーションを楽しく進めていきましょう!
[ Vol.15 竣工までの道のり ]
前回、現場での打ち合わせについてお伝えしましたね。
そして今回は工事がどんな風に進行するのか、スライドショー形式でみなさんにお見せしたいと思います。
まず、あらためてアリスさんのお宅の平面図をお見せします。
図面状の太線は、壁になる部分。
まずはこの壁を立てていく工事と並行して、給排水管の工事からスタートします。
赤いのがお湯、青いのが水が通る給水管です。(わかりやすいですね)
2週間ほど経つと、壁が立つ場所に下地材が立てられていました。
アリスさんのお宅はLGS(Light Gauge Steel)という下地壁を使っています。寸法が決められている軽量の鉄骨で、45mmの奥行き。規格が決まっているので、加工の必要がない(壁の一部をくり抜いたり)場合に使われることが多いそう。逆に加工が必要な工事の場合は、LVLという木の下地を使用します。
さて、さらにその1週間後には、下地材にさらに石膏ボードが貼られ、いよいよ壁らしくなってきました。
ボードの厚みは12.5mmなので、下地と合わせて70mmの壁が完成するというわけです。
同時にオークのフローリングも貼られて、ワクワクしてきますよね。
また1週間後。
壁に塗装がされ、画面左に写っている職人さんがキッチン横の壁にあのタイルを貼っています!(詳しくはVol.10参照)このタイル施工についてはまたの機会にお見せしますね。
その10日後…
キッチンスペースがどんどん充実してきています。
キッチンはどれを選んだか覚えていますか?(Vol.11参照)
バックカウンターも届き、棚も取り付けられていますね。奥の方に見えている白い箱は、アリスさんがこだわって選んだ洗濯機です。この洗濯機は、まだみなさんにお見せしていない洗面スペースに設置予定。こちらも楽しみにしていてくださいね!(ベランダの窓ガラスの手前)
そして、ここからが早いです。
その1週間後には、床のモールテックスも塗られて、ほぼほぼ完成!の状態です。
もうこの時にはクリーニング業者の方が、工事で出た屑などをキレイにお掃除してくださっておりました。
そしてこれが竣工したてのアリスさん邸です!!
解体からここまで追ってみると、現場の様子を毎日じっくりと見させていただいてはいないものの、大体の工程がわかってとても感動しました。
アリスさんも、
「お部屋を見に行くたびに少しずつ出来上がっているのが、シミュレーションゲームみたいな感覚で
ワクワクしました。WICを一番最初につくったり、キッチンやモールテックス塗装が最後のほうだったり。「え?壁できてないのに、もうコンセントつけちゃうの??」みたいな感じで、つくる順番にも驚きがありました。」と、コメント。
次回はタイルの施工過程と、現場での打合せ②をお伝えします。
(8/24更新予定です!お楽しみに!)
取材・文:山下あい / 撮影:上田瑠美
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