目黒区「自由が丘」駅(前編)
今回は自由が丘駅の南口エリアをご紹介。あのお洒落スポット自由が丘を、暮らしの視点で捉えて街歩きしました。
【 自由が丘マップ 】
1.TWG Tea 自由が丘 | 2.クラッシュゲート 自由が丘店 | 3.東急ストア 自由が丘フレルウィズ店 | 4.自由が丘 おもちゃのマミー | 5.天馬 咖喱&カレーパン 自由が丘店 |6.自由が丘サバランケバブ | 7.はらドーナッツ 自由が丘店 | 8.大山生煎店 | 9.ペーパーストーリー | 10.DULTON/JIYUGAOKA | 11. ヤマダ電機 LABI LIFE SELECT 自由が丘 | 12.緑が丘文化会館 | 13.目黒区立緑ヶ丘小学校 | 14.みどり湯 | 15.奥沢二丁目公園 | 16.クオカショップ 自由が丘本店 | 17.無印良品 自由が丘店 | 18.LATTE GRAPHIC Jiyugaoka
【 とうきょうさんぽ「自由が丘駅」で紹介したお店を[ googleマップ ]で見る。】
|自由が丘ってどんな町?
目黒区の南部に位置する自由が丘ですが、一駅隣は世田谷区。街の西側は世田谷区の等々力エリアと接しています。
自由が丘といえば、ハイセンスなセレクトショップやカフェが充実する、言わずと知れたお洒落な街。駅前は、一見暮らすには少し賑やかすぎる印象ですが、10分も歩けば閑静な住宅街になり、若者からご年配まで幅広い世代が住まわれています。
常に住みたい街ランキング上位にランクインする自由ヶ丘ですが、選ばれ続ける理由はどんなところにあるのか。今回はそのヒミツを探っていきたいと思います。
|交通面は?
東急東横線、大井町線の2路線が通る自由ヶ丘。
渋谷までは乗り換えなしで最短約9分、新宿や品川までは1度乗り換えが必要ですが、約15分でアクセスできるという最強の交通網。都内の主要駅だけでなく横浜や川崎へのアクセスも抜群で、この利便性を一度体験したら自由が丘から抜け出せなくなるほどなんだとか。
駅の北口からはバスが出ていて、奥沢や駒沢公園方面へのアクセスも◎
ちなみに、自由が丘駅から徒歩7分の距離には東急目黒線の奥沢駅があり、住む場所によっては2駅3路線を利用することもできそうです。
|老若男女に心地良い南口
南口を降りた先に広がるのは、マリ・クレールストリート。フランスのファッション誌「Marie claire(マリクレール)」にちなんで名付けられた通りだそう。
そんなお洒落な響きの通りにピッタリなお店が、ここ「TWG」(1)。シンガポール生まれのティーブランドです。
コーヒーより紅茶派の私は、美味しい紅茶屋さんのある街に住むのが夢なので、自由が丘民がとってもうらやましい!
ラグジュアリーティーブランドと謳っているだけあって少々お値段が張りますが、自分へのご褒美や大切な人への贈り物にピッタリなお店です。
TWGの数メートル先には、インテリアショップ「CRASH GATE」(2)を発見!
実はここ、nuリノベーション(以下、nu)のインテリアスタイリングサービス“decoる”の提携ショップ。素材を活かした個性的なデザインの家具が、nuのお客様にも人気です。
自由ヶ丘には他にもdecoるの提携ショップがいくつか点在しているので、後ほど紹介しますね。
マリ・クレールストリートには、ドラッグストアや携帯ショップなど生活を支えるお店も点在していて便利。
四差路まで歩いたら、地元民の暮らしを支えるショッピングセンター「フレル・ウィズ 自由が丘」が見えてきました。
気になるラインナップはこちら!スーパー、カルディ、100円ショップ…もうこれは言うことなしの充実度ですね。
1Fに店を構える「東急ストア(3)」は、25時まで営業しているので終電帰りでも立ち寄れるのが嬉しいポイント。ちなみに駅付近のスーパーでいうと、東急ストアの他に北口に「ピーコックストア」があります!
さて、今度はフレル・ウィズの横道を歩いてとあるお店に立ち寄ります。
雑居ビルの1Fに店を構える「おもちゃのマミー」(4)です。昔ながらの「ザ・おもちゃ屋さん」な感じがたまりません!
ネット通販が加速するご時世でも、たくさんの人で賑わっていた店内。やっぱりおもちゃって、実際に見て選ぶのが良いんですよね〜。
大人が遊べるカードゲームも多数陳列されていたので、近くに立ち寄った際はぜひ。
おもちゃ屋さんの隣には「天馬カレーパン」(5)。ビーフカレーパンが絶品らしいです!今度はぜひ食べたい!
道を引き返し、東急ストアを右に曲がって線路の反対側を歩いていきます。
線路を渡ってすぐ右に曲がると、「Sabalan Kebab」(6)というケバブ屋さんを発見!そういえば朝ごはんを食べていなかったので、こちらを朝ご飯にいただくことにします。「おいしい♡…辛い」を繰り返しながら、忙しなくお腹を満たしました(笑)
ケバブ屋さんの通りには、本格的なスペイン料理が楽しめる「エル ペスカドール」や“俺の”シリーズ系列の「山本のハンバーグ」などがありました。
突き当たりの角を左に曲がって数メートル歩くと、“すずかけ通り”という大通りに到着。
すずかけ通りには、カフェや食べ物屋さんが点在しています。
まず紹介するのは、おからや豆乳を使ったドーナツが有名な「はらドーナッツ」(7)。やっと自由が丘らしい美味しそうなスイーツを紹介できました(笑)
その向かいには、上海のローカルフード生煎(シェンジェン)を販売する「大山生煎店」(8)。
生煎とはもちもちな皮の中にひき肉餡と熱々なスープが入った小籠包のような点心で、こちらのお店ではテイクアウトもOK!すごくオススメなので立ち寄りたかったのですが、残念ながら開店前でしたので出直します。
つづいて紹介するのは、紙製品のラッピングペーパーなどを扱う「PAPER STORY」(9)。
ここ、紙好きの方にはぜひ訪れて欲しい一押しのお店です。素敵な商品が色々とありますが、Roosiペーパーというフィレンツェからの輸入紙がとってもかわいいので要チェックです!
その先にはインテリアショップ「DULTON」(10)があります。こちら“decoる”の提携ショップです!
5フロアからなる店内は、雑貨から家具まで豊富な品揃え。我が家もDULTONファンで色々なアイテムを持っているのですが、デザイン性だけでなく使い勝手も抜群に良いです。
店内を眺めていると、「こんな暮らし、あんな暮らしも良いな〜」と妄想が膨らみます。みなさんもお気に入りアイテムをぜひ探してみてくださいね。
さて、そのまますずかけ通りを進んでいくと、「LABI 自由ヶ丘店」(11)があります。ここまで来るとお店の数も減り、人通りも少なくなってきました。
LABIを左に曲がると、いよいよ住宅街に入っていきます。
閑静な住宅街の中に「緑ヶ丘文化会館(本館)」(12)を発見。図書館や会議室などが入った公共施設です。
道路を挟んだ向かいには、「目黒区立緑ヶ丘小学校」(13)が。コンクリートのスタイリッシュな校舎、さすが自由が丘です。
そのまま道を進んでいくと、先ほど通った文化会館の別館を発見しました!
こちらには幼稚園型認定こども園が併設されています。駅から少し離れると、学校や公共施設も点在していて、少しずつ自由ヶ丘の生活感が見えてきました。
コミュニティセンター別館の手前を右に曲がって、さらに住宅街を歩いていきます。すると、銭湯「みどり湯」(14)を発見!
やっぱり銭湯のある街っていいですよね。なんだか街に愛着が湧くというか、昔懐かしい感じが落ち着きます。
ちなみにみどり湯の隣にはギャラリーが併設されていて、取材時は大阪・泉州のタオルブランドさんのポップアップが開催されていました!
みどり湯を通り越して少し歩くと、DULTONなどがあるすずかけ通りに合流しました。このまますずかけ通りを直進して、九品仏川緑道を目指します。
|都会のオアシス、九品仏川緑道
すずかけ通りから少し歩くと、九品仏川緑道に到着。緑が豊かで癒されますね〜。車が通らない道は、子連れのお散歩コースにもってこいです!
緑道を右方面へ進むと自由が丘駅方面へ。左に進むと緑ヶ丘駅へとたどり着きます。両駅ともここから徒歩10分圏内なので、住む場所によっては2駅利用できそうです。
今回は自由が丘駅を目指したいので、右方面に進んでいきましょう。少し歩いて踏切を渡ると、「緑ヶ丘保育園」を発見!保育園のすぐそばには、「奥沢二丁目公園」(15)がありました。こじんまりしていますが、遊具や砂場もあります。
緑道の緑に癒されながらさらに歩いていくと、またまた保育園が!「いいほいくえん」という平仮名特有のやわらかい雰囲気が、こちらまで伝わってきました。ネーミングセンス最高!
保育園を通り過ぎたあたりから、少しずつ人通りが増えてきました。住宅街に少しずつ商店が見えはじめるのですが、中でも気になったのがライオンが鎮座するこちらの建物。
その1Fに店を構える「cuoca shop自由が丘本店」(16)がとにかくすごいんです!
店内にはお菓子やパン作りのための道具がずらり。生クリームを絞る口金だけで何十種類あるの?といった具合で、本店ならではの品揃えの良さはまさに感動ものです。
お家でお菓子作りや料理を楽しむためのアイテムが沢山売っているので、ステイホームにもってこいなお店ですね。
cuocaをあとにし、緑道を進んでゴール地点の駅を目指します。
駅が近くにつれ、商店のラインナップも賑やかに。アパレルブランドの路面店がいくつか軒を連ねていたり、
「zoff」や「GAP」、「無印良品」(17)などもありました。
無印良品までくれば、もう駅のそば。ホームの電車が見えてきました!
ちなみに、この九品仏緑道は、写真の“くりのき木通り”を通じて冒頭で紹介したマリ・クレールストリートへ続いています。くりの木通りには洋服や雑貨の個人店が密集しているので、気になった方はぜひ。
さて、自由ヶ丘さんぽ前編の〆はnuのスタッフHがオススメしてくれた「LATE GRAPHIC」(18)へ。
朝8:00から営業しているので、自由が丘にモーニングを食べに行くちょっと優雅な朝、なんていかがでしょうか。
今回はスモークサーモンとキノコのクリームパスタ(税抜¥1,130)をオーダー。レモンを自分で絞るスタイルなのですが、レモンの酸味とクリームのまろやかさはまさに相性抜群です!
店内はカウンターやソファ席など様々なタイプの席があり、お一人様でファミリーでもゆったり寛げる空間だなと感じました。
|まとめ
今回は、自由が丘駅の南口エリアをおさんぽ。
駅前はイメージ通りおしゃれな飲食店などが密集していて、買い物や遊びに困ることはなさそうです。
対して一歩住宅街に入れば個人店が点在しているだけで、むしろ静かすぎるくらい。駅前のにぎわいと、住宅街の静けさのバランスが魅力的でした!
都会の洗練された雰囲気をまといながらも、緑道や公園、保育園などファミリー層に嬉しいスポットもしっかりとある自由が丘。常に住みたい街ランキング上位にランクインする理由もうなずけました。
さて、次回のとうきょうさんぽは、自由が丘駅後編をお届けします。
駅の北口をスタート地点に、一駅お隣りの九品仏駅(大井町線)まで歩いた様子をご紹介。お楽しみに!
※この記事は2020年7月中旬取材時のものです。掲載の店舗は営業時間や営業形態が通常と異なる場合があります。
【 とうきょうさんぽ「自由が丘」で紹介したお店を[ googleマップ ]で見る。】
目黒区の[ リノベーション施工事例 ]を見る
とうきょうさんぽ記事
代々木八幡駅(前編)|代々木八幡駅(後編)|松陰神社前駅|学芸大学駅|初台駅|たまプラーザ駅|東中野駅|清澄白河駅|天王洲アイル駅|神楽坂駅|千駄木駅|中目黒駅|麻布十番駅|根津駅|桜新町駅|江古田駅|恵比寿駅|経堂駅(前編)|経堂駅(後編)|西荻窪(前編)|西荻窪(後編)