こんにちは、施工管理のSUZUです!
現在リノベーション工事中の現場から生の声をお届けします。
今回はMARUGOTO物件の解体・下地・設備配管工事についてご紹介します。
では、まず物件コンセプトから
————————————————————————-
[oio]
インナーテラス×開口
木・コンクリート現し・モルタル黒枠・タイル…
素材そのものが持つ、生成りの質感が交わり合う2LDK プランです。
内窓で繋がれた各部屋、そして南側一面に設けた縁側スペースは光と風の通り道となり、
空間全体に開放感とアクセントを与えています。
ガラス引き戸の縁側には、グリーンやインテリアを飾り付け自分たちだけのインナーテラスへと早変わりです。
oio(アウト イン アウト)、外のような内のような開放感のある空間です。
————————————————————————-
今回の工事での注目ポイントは、
解体が終わってからの下地工事です。仕上がってからは見えてこなくなるので工事全体の中でも一番重要な工事です☆
今回の物件は壁構造の為、大きな間取り変更は出来ません。
壁構造を活かしつつ変化のあるプランへの解体作業です。
玄関からLDKへ向かって↓
外周壁に木軸を立てていきます。
木軸の間に見える青い物体は断熱材です。
壁→床→天井の順で下地を組んでいきます。
次に床です。今回はシステム二重床と呼ばれる遮音性能を持った資材を床下に設置します。
上からの衝撃を和らげ下階への振動を軽減する働きをします。
玄関から廊下への段差↓
何故か木軸が途中で切られていますね….。
こちらは次回ご紹介します☆
廊下からバルコニーへ↓
部屋の間仕切りも立ち、空間のサイズ感が分かってくる時期ですね。
右側にはインターホンやスイッチの配線が出てきています。
(グレー色のFケーブルと呼ばれるものです。)
水を流す為の排水管(グレー色)です。
勾配をきちんととらないと水が流れず、詰まりの原因となり逆流してくる恐れがありますので要注意です!
排水の勾配により床の高さも決まってくるので非常に大切な工事です。
トイレ・洗面・洗濯機・浴室の排水管が合流しています↓
水色の管は給水管・オレンジ色の管は
給湯管となっていてそれぞれの役割を果たす配管です。
最後…、こちらは天井に配線(Fケーブル)を通す為の亜鉛管を設置している電気屋さんです☆
天井を躯体現しにする場合はこの亜鉛管のルートが重要になってきます。
と今回はここまでです…。
次回は建具や造作家具(キッチン収納・洗面台など)の様子をお届けします♪
また、こちらは完成見学会を予定しております\(^o^)/
実際にnuのリノベーション空間を体験頂ける貴重な機会ですので皆さま是非お越しください。
————————————
関連記事はこちら
2.造作・仕上げ工事編
3.竣工編
4.施工事例
————————————
次回の更新もお楽しみに♪
SUZU