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一般的に、住宅ローンの金利は変動金利で0.4%前後、固定金利で1〜1.5%であるのに対し、リフォーム・リノベーションローンは金利が2〜4%と高めに設定されています。
そのため、物件代金とリノベ費用をまとめて住宅ローンとして借り入れることでリノベ費用も低金利で借りることができ、お得になります。

ローンの一本化には、メリットがたくさん

物件代金+リノベ費用をまとめて住宅ローンとして借り入れると、たくさんのメリットがあります。

◯一般的にリフォームローンとして借り入れると金利が高いリノベ費用分も、住宅ローンの低金利で借り入れることができる
◯金融機関を一つにまとめることで、借入時の諸費用(事務手数料等)を抑えることができる
◯返済計画が立てやすい

返済期間は最長35年と、長い付き合いになる住宅ローン。費用を抑えられるという点だけでなく、借入時の手続きやその後の返済計画の管理など、様々な面でメリットがあるのは魅力的ですね。
“物件を購入してリノベーションする”ということが広く認知されるようになり、物件代金+リノベ費用を一括で借り入れられる金融機関も増えてきました。
物件購入とリノベーションを検討しているという方は、ぜひローンをまとめて組む方法を選択肢の一つとして検討してみてくださいね。

 

ローンの一本化で重要なのは、タイミング!

ローンを組んで物件を購入する場合は、まずは「事前審査」を行い、ご自身がどういった条件でどれくらいのローンを組むことができるのかを審査する必要があります。
リノベ費用を住宅ローンに組み込んで借り入れる場合は、この事前審査の段階でリノベ費用の概算見積りが必要となります。

リノベ費用を平米単価で明記しているサイトなどもありますが、リノベーションは仕上げ材や設備のグレード、家具造作の有無によって数百万円単位で総費用が変動するケースもあり、必ずしもその金額で希望通りのリノベーションが実現できるとは言い切れません。

予算感の乖離を防ぐためにも、金融機関に提出する概算見積書の作成を依頼する時点で、実際にリノベーションを依頼したいと考えているリノベ会社に見積書の作成を依頼をするのがおすすめです。