リノベーション向き中古物件選びのコツとは?
リノベーションは「物件探し」で9割が決まると言われています。せっかく中古マンションを購入したのに、壊せると思った壁が壊せなかった…物件を買ったらリノベ費用が足りなかった…など、できるだけ失敗はしたくないですよね。そこで、今回は理想のリノベを叶えるためのポイントを3つに分けてご紹介いたします。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
著者の詳しいプロフィールはこちら
1. 物件価格とリノベ費用のバランス
物件価格とリノベ費用のバランスを考えずに話を進めてしまうと、物件価格が高くリノベ費用が足りなくなってしまい、理想のリノベーションができないことも…。このようなことを防ぐために、まずは自分に合った資金計画をしっかり立てましょう。自分の収入・条件でいくらまで借り入れができるのかを知り、総借入額から物件価格とリノベ費用のバランスを考えましょう。また、nuリノベーションではリノベーション専用ローンと住宅ローンを別々に組むのではなく、2つまとめてローンを組むことが可能です。別々でローンを組むよりも金利が安くなるため、とてもお得です。
2. 物件状態の確認
いざ購入した物件を確認してみると、壊せると思った壁が壊せなかった、設備の大きい移動ができなかったということがないよう、事前に構造などの物件状態を認し、希望通りのリノベーションができる物件であるか確認しましょう。マンションの構造には、ラーメン構造と壁構造の2種類があります。構造によって壁が壊せるか、壊せないかが決まり、特に壁構造は壁自体で建物を支えているため、壁を壊すことができません。そのため、自由度が低くなったり、理想のリノベーションができないのではないか、とマイナスなイメージも多いと思いますが、新しく創る壁が少ないので、コストを押さえることが出来るというメリットもあります。戸建ての構造には、在来工法と2×4工法があり、こちらも構造によって自由度が異なりますので詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
3. 管理規約・管理状態の確認
物件購入の際は広さや立地だけでなく、管理規約の確認をすることもポイントです。例えば、フローリングを張りたいと思っていてもカーペット以外禁止や、水廻りの移動禁止など物件ごとに全く違ったルールが存在します。更に規約には載っていないマンションルールも存在し、2週間以上の工事不可といった場合もあるため、管理規約は必ずチェックしましょう。そして、管理規約と一緒に管理状態の確認をしましょう。築年数の経った物件では、共用部の状態や大規模修繕がいつ行われたのかなどをチェックする必要があります。また、1981年より前に建てられた物件では、現在の耐震基準を満たしていない可能性もあるので、その場合は耐震補強工事などがされているのかを確認することをおすすめします。
以上3つのポイントについてご理解いただけましたでしょうか。
3つのポイントを意識しながらリノベーション向き物件探しを行い、是非自分の理想を叶えられるぴったりのハコを見つけてくださいね!