明けましておめでとうございます◎
寒い日が続きますが、
冬にかけて景色も大きく変わるので
家にいたらもったいない!
ということで、少し遠出したときの話を。
今回はお目当てのついでに、
北川原温建築都市研究所が設計した
「HOTEL KEYFOREST HOKUTO」という
山梨県北杜市にあるホテルを訪れました。
まず目に入る特徴的な外観。
RC打ち放しの外壁にいびつな台形の開口部が
アクセントになっています。
ホテルとしては全6室しかない
少しお高めのブティックホテルで
館内の至る所にアート作品が展示されています。
展示用の飾り棚の開口部まで、
外壁と同形状の台形になっていました。
コロナ禍で一時期は営業を中止していたようですが
宿泊客以外も1Fにあるカフェ利用が可能になっており
せっかくの素敵空間だったので、お茶をすることに。
カフェへと続く入口の開口部まで、
外壁と同形状の台形になっていました。
カフェ内の天井まで、以下略。。。
至る所で目に入る台形もさながら
建物が既存樹木を残しつつ
森の中に建てられていることで
窓から見える景色も最高です。
そして、建物を見る際に
必ずチェックするのが館内のトイレ。
建築デザインに特化した建物は
サインまで計画されていることが多いので
用がなくても確認するのがマイルール。
今回は入口の作りから流石の一言でした。
台形からも目に入る斜めのラインは
内部空間にも取り入れられていますが
敷地の斜面からの流れで屋外テラスにも
意匠的に取り入れられていたり、
既存樹木を残すために床が操作されたりと
建築と自然が見事に溶け込んだ建築でした。
宿泊利用ではなかったため、後日知りましたが
宿泊客は森の中の露天風呂や屋上のスカイテラスなど
アートだけでなく、自然を堪能できる
リトリート空間が提供されるようです。
次回はホテルに隣接した美術館へ
訪れた際の話に続きたいと思います。