
日常に潜む“あるあるシーン”に寄り添ったスタッフのマイベストを、レコメンド形式でご紹介していく本企画。
第9回目のテーマは、「パッケージで心を掴む贈り物」についてです。
もうすぐ訪れる春は、出会いと別れの季節。
大切な人の新たな門出をお祝いしたり、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えたり、そんなシーンに贈り物を渡される方も多いのではないでしょうか。
私の場合、相手を思いやる気持ちがより伝わるよう、贈り物のパッケージまでこだわるのが大切にしているポイントだったりします。
今回は味はもちろん、パッケージで心を掴むとっておきの贈り物を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
◾️書家がデザインしたアートなパッケージ <メゾンカカオ/生チョコレート>(アイテム詳細:メゾンカカオ/生チョコレート(塩キャラメル)/3,240円)
こちらは2015年に鎌倉で誕生した<メゾンカカオ>のシグニチャー・生チョコレートです。
メゾンカカオは目で見て、手に取り、口に運ぶまでの体験そのものをデザインすることを大切にされているブランドで、そのこだわりはパッケージにも表れています。
今回ピックした“TAKE OFF”は、波を彷彿とさせる勇ましさと清涼感のあるデザインが印象的。“きらめく光を見つけて 自分だけの波を探そう”という意味合いがあるそうで、新たな一歩を踏み出す人への贈り物にぴったりだなぁ感じました。
実はパッケージを手掛けているのはNHK大河ドラマ『麒麟が来る』の題字を書いた書家・中塚 翠涛さん。
昨年オープンした丸の内店に飾られたアートも中塚さんによるものだそうで、他にも色鮮やかなパッケージの商品が勢揃いしていました。
箱を開けると、キューブ状のチョコレートがぎっしり。
カカオのいい香りが漂い、疲れた体をやさしく癒してくれます。
水分量を極限まで高めていることで、食感はとってもなめらか。
口に入れた瞬間にすぐにとろけてしまうのですが、カカオのコクがきいているため食べ終えた後も余韻が広がります。
甘すぎず、かといってビターなお味は全くしませんので、幅広い層にオススメできるアイテムです。
※購入店舗
メゾンカカオ 丸の内店
東京都千代田区丸の内3丁目3−1新東京ビル1階
◾竹筒で装飾されたアイコニックな贈り物(アイテム詳細:daRoma/Santomiele社/いちじくのカンネッタ(アーモンド)/3,780円)
続いては第一印象から「なんだこれ!?」と思わせてくれる、ユニークなアイテムをご紹介します。
こちらはイタリア・カンパーニア州の白いちじくの生産者である
カンネッタとは、南イタリアの伝統的なドルチェ(お菓子)で、白いちじく、アーモンド、柑橘の皮を挟んでオーブンで焼き、串に刺したものを意味します。
竹筒で挟んであるのが特徴で、この物珍しさとアイコニックな見た目に惹かれてアイテムをピックしました。
竹は縁起物として知られており、未来への希望や逆境を跳ね返す強い心という意味合いもあるため、相手を思いやる気持ちがより伝わるのではないでしょうか。
見た目のインパクトに引っ張られがちですが、素材を活かした繊細でやさしい味が推しポイント。
スパークリングワインやコーヒー、紅茶と一緒に楽しんでいただけるので、お酒好きな方や甘いものが苦手な方にもオススメです。
※購入店舗
伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3丁目14−1 伊勢丹新宿店 本館地下1F プラドエピスリー内
◾イマジネーションが膨らむ癒しの紅茶
(アイテム詳細:TAKIBI BAKERY/旅する紅茶(木箱入り5個セット)/2,711円)
最後にご紹介するのは、旅するパン屋
日本はもちろん、インドやブラジル、台湾など様々な国や地域のイラストが描かれたマッチ箱の中に紅茶が入っています。
“いろんな国を旅するように紅茶を楽しんで欲しい”という想いが込められていて、普通の紅茶とはひと味違った、相手を楽しませる一工夫がパッケージから感じられ点に思わずグッときてしまいました。
絵本の世界から飛び出てきたような可愛らしいイラストにとても癒されますね。
オンラインなどで販売されているセットのものは中身が決まっていることが多いようですが、私が訪れた
また、こちらは個包装になっているため、配布用としてもオススメです。
※購入店舗
TODAY’S SPECIAL Shinjuku
東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ新宿2 1F
パッケージで心を掴む贈り物特集、いかがでしたでしょうか。
送別シーンの贈り物としてだけでなく、手土産やご自宅用としてもお楽しみいただけるアイテムになっていますので、ぜひお手に取ってみていただけたら嬉しいです^^