先日、浦和で大好きな見立て作家・田中達也さんの展示会がありました。
3月中頃の開催でしたが、年明け早々にチケットを購入。早く3月にならないかな〜と、ずっと楽しみにしていました。
以前、こちらの記事で無印良品のアイテムとコラボした作品の展示についてご紹介させていただきましたが、
今回はそういった縛りはなく、日常のさまざまなアイテムをミニチュア作品に昇華されていて。
特に印象的だった作品をいくつかご紹介させていただきます!
まずは、ライターを列車に見立てた作品。
日用品のディテールに目を凝らして、うまく他のものに見立ててしまうのが田中さんの作品の面白いところ。
もう、こうやって表現されてしまったらトーマスにしか見えませんよね。
リノベでお馴染みに全ネジボルトは、遊園地のアトラクションになっていたり。
ポストイットと穴あけパンチがあれば、お花見だってできちゃいます。
レジャーシートを引っ張ってくる手前の男性の雰囲気が、やけにリアルで好きです。
また、田中さんの作品はタイトルや世界観に思わずふふっとなってしまうメッセージ性がこもっているところも推しポイント。
分厚い辞書に貼られたポストイットを一生懸命這い上がっている人々。
「学ぶ」ということの本質を、別の角度からユニークに表現されている感じがとても好きだなと思って。
息子が勉強に挫折しそうになったら、この写真を額に入れてプレゼントしてあげようと思います。(笑)
モノだけでなく、食べ物を使った作品も。
バゲットの山を登頂したり、、
躍動感のあるチャーハンで波乗りしちゃったり。(よく見ると波乗りしてる人がいます!)
展示を見た後は、絵本と作品集を購入!
前回は売り切れていて書籍が買えなかったので、やっとリベンジできました(^^)
絵本『おすしがふくをかいにきた』は息子にどハマりしたらしく、ここのところ毎晩一緒に読んでいます。
「この車、食パンだね!」「この机、ホットケーキだよ!」とページを捲るたびに毎回新鮮に楽しんでくれる息子。
私がこういった作品を好きになったきっかけも、おばあちゃんが昔外国で買ってきてくれた見立て作品の作品集だったので、DNAを感じて嬉しい気持ちになりました。(笑)
作品集の方には、ご本人にサインをしていただけてとても嬉しかったです(^^)
田中さんの作品は、やっぱりおすすめです!