こんにちは。アドバイザーのハシノです。
前回、北欧旅行でのアアルト建築について書かせていただきましたが、
今回は旅行の最後に訪れた国、デンマークで印象に残った教会や美術館、集合住宅について、
書かせていただこうと思います。
実は、この北欧旅行を考え始めていた時期、
その頃から担当させていただいたお客様が、何度も北欧旅行を経験されている方で、
本当に有難いことに、おすすめスポットなどをたくさん教えていただくことができました!
そのお陰でとてもいい時間を過ごすことが出来たので、
もしこれから北欧旅行を考えている方がいましたら、少しでも参考になれば嬉しいです◎
□グルントヴィークス教会
1ヵ所目は、コペンハーゲンの北部に建つグルントヴィークス教会です。
紹介いただくまでは知らなかったスポットだったのですが、
ただただ美しく、静謐で厳かな空間で、本当に訪れてよかったと思える教会でした。
すごく印象的だったのは、床や壁、列柱や天井にいたるまで、ベージュ系のレンガで統一されていたこと。
その積み上げ方のパターンは、どの列柱を眺めても驚くほど正確に繰り返しながら積み上げられていました。建物全体で数百万個ものレンガが使われているとのこと…。
側廊のアーチと光の入り方も、とにかく美しかったです…。
ぜひデンマークへ行く際は訪れてほしい教会です。。
□ルイジアナ美術館
2ヵ所目は「世界一美しい美術館」と評される、ルイジアナ美術館です。
紹介してくださったお客様は、のんびりとこの美術館を楽しむために「ルイジアナ美術館day」をつくるようにしています!と教えていただいたので、私も見習ってのんびり過ごしてみました◎
回遊性のある建物をぐるぐると歩きながら、展示や風景を眺めてみたり。
建物の外に出て、お庭の散策や広場で過ごしてみたり、歩き疲れたらカフェで過ごしてみたり。
天気も気候も穏やかで、ゆったりとした時間が流れ、旅行の最後にとても贅沢な過ごし方が出来ました◎
□カクタス・タワーズ / BIG
最後はデンマークを拠点とする設計事務所「BIG」が設計した「カクタス・タワーズ」です。
たまたま宿泊したホテルの窓から見覚えのあるタワーが見え、
外からだけでも見てみようと思い訪れてみました。
2棟からなる集合住宅で、各階のフロアプランが回転しながら積み重なることで、
バルコニーを形作る外装が、サボテンの棘の様なシンボリックな外観を形成しています。
※カクタスは英語で「サボテン」を意味するとのこと。
2棟をつなぐように設けられた緑豊かなデッキからみると、
3Dの世界に身を置いたような感覚になりました!
「棘」を近くで眺めるとこんな感じになっていて、真下から眺めてみても面白い建物ですよね◎
なかなか日本の建築には見られない外観だったので、外からだけでも見に行けてよかったです!
祈り、芸術、タワー、そのどれもが個性的でデンマークの美意識を感じられる建物・空間でした。
皆さんもデンマークを訪れた際は、ぜひ参考にしてみていただければと思います!