こんにちは!
以前こちらの記事で北軽井沢のコテージに泊まったことを書かせていただいたのですが、そういえば翌日に行ったところについてひとつ書いてなかったなと思い、改めて(^^)
白糸の滝の前に立ち寄ったのが『鬼押出し園』。
天明3年の浅間山の噴火によって流れ出た熔岩が固まった跡地で、その景観は人口ではつくり出せない荒々しさ。
それでいて自然の風景とは思えない異様な感じもあって、なんとなく不安な気持ちになります。
鬼押出し園というちょっと怖いネーミングは、当時の人々が噴火する火口の様子を見て、「鬼が暴れて岩を押し出した」と表現したことから来ているそうです。
曲がりくねった道を歩いていると、気分は鬼ヶ島をあるく桃太郎。
写真を撮り忘れてしまったのですが、道のあちこちにある休憩所は頑丈な石で覆われるように作られていて、万が一再度噴火が起きた際にはシェルターになるようになっているそうです。
噴火の危険を身近に感じて、より怖さが増します…。
そんなこんなで坂を登っていくと、『浅間山観音堂』が見えてきます。
多くの方が犠牲になったという浅間山の大噴火への慰霊と、自然への畏敬の念を込めて建てられたそうです。
自然の怖さや、天明3年という途方もない時の流れにすこし気持ちが落ち込んでしまいそうになりましたが、こんな荒々しい岩肌にも綺麗な花が咲いていて。
生命の力強さに感動しちゃいます。
歩いていると、自然の景観を利用したフォトスポットがありました。
木刀を構えると、気分は桃太郎から炭治郎に!笑
そのほかにも猿やかえる、サザエさんのシルエットの岩を探したり、山の上からの自然を堪能したり。のんびり旅行の2日目にぴったりなスポットでした(^^)