【イベントレポート】MUJI リノベーションセミナー

5月26日、オープンしたばかりの無印良品銀座店で行われたセミナー『楽しく知る「中古住宅＋リノベーション」vol.32』に
nuリノベーションが参加。当日の様子をレポートします！

銀座店オープン後、初のリノベセミナー！

無印良品がプラットフォームとなって、リノベーションの基礎知識や事例を紹介・発信する『MUJI Renovation Club』。
リノベーションを検討中の方に向けて、分かりやすく、実用的な情報をお伝えするセミナーを全国各地の無印良品店舗で行っています。
これまで東京のセミナーは有楽町店で行われていましたが、その有楽町店が「無印良品 銀座」のオープンに伴い閉店。
セミナーもしばらくお休みとなっていました。今回は、銀座店オープン後初めてのセミナー。
その記念すべき第1回目にnuリノベーションが参加しました。

セミナーの初めには、リノベーションのエキスパートであるブルースタジオの石井さんによるリノベーション基礎講座とリビタの大嶋さんによる特別講座が行われました。

 

2人暮らしのリノベーション事例を紹介

nuのパートでは、「2人暮らしのリノベーション」をテーマにテイストの異なる2つの事例をご紹介。
それぞれに魅力的な2つの空間が、物件探しや設計の間にどんな経緯で出来上がっていったのか解説しました。
登壇したのはnuのリノベーション事業部マネージャー・森誠也。4年前に自宅をリノベーションしています。

SCENE.1『sugar』
物件探しから行ったこちらの事例。これから家族が増えることも想定した、夫婦2人で暮らすためのお部屋です。

ー 森:「こちらのお客様が物件購入の際重視していたのが“ロケーション”でした。
小説が大好きなご夫婦で、よしもとばななの『キッチン』に出てくるような風景が窓から見えることが購入の決め手になったんです。」
それこそ物語のような素敵な理由で物件を決めたお2人。内装も、小説「キッチン」の世界観を表現していくことに。
ー 森:「目指したのは、人とのつながりを感じていながらも、時には1人でこもることのできる
『陰と陽』のある空間です。特徴的なのが寝室。『こもれる空間』を目指して天井を低くし、95cmの高さで開口を作りました。
外を歩いている人とは目を合わせず、気配はお互いに感じられる仕様です。」

 

SCENE.2 『365DAYS』
次にご紹介したのは持ち家をリノベーションした事例。ご夫婦と愛犬の暮らすお部屋です。

ー 森:「もともと住んでいたマンションに住みづらさを感じていたお2人。
土地柄や職場のアクセスに関しては気に入っていたということで、持ち家のリノベーションを決断されました。」
ー 森:「テーマは愛犬『すもも』ファーストの家。家族3人がちょうどいい距離感で暮らすために作られたのがキッチンとダイニングを仕切るパーテーションです。新しい発想ですが、空間全体が愛犬のためのスペース、その中に人間のゲージを作ったというイメージです。
ワンちゃんの誤食や料理中の危険を防ぐため、パーテーションでキッチンとダイニングを囲いました。」

どちらも個性的な事例でしたが、デザインの背景事情やセミナーだからお話しできる裏話にみなさん熱心に耳を傾けてくださいました。
最後に登壇したのは株式会社FINDで実際にリノベーションをしたお施主様と設計担当の笠原さん。
お施主さんが語るリノベ会社を検討した際の正直な本音や、設計中に苦労した話にお客さんも興味津々の様子でした。

大人気のMUJI Renovation Clubによるリノベセミナー。
今後の最新情報は、nuのリノベーション事例も掲載されているMUJI RENOVATION CLUBのHPをチェックしてみてください。