Let’s try!塗装壁のリペア
リノベーションで手に入れた、お気に入りの空間。
日常生活でついできてしまった傷や汚れまで自分でお手入れすることができたら、
ますます我が家に愛着が湧きそうですよね。
そんな今回は、塗装した壁の補修方法を2つご紹介。
DIY初心者のアシスタントデザイナーの私が、オフィスの塗装壁の補修に挑戦した様子をレポートします。

物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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Case1.パテによる補修
今回補修するのは、こちらの塗装壁▼
ビスの傷穴などをパテで補修していきます。
【材料】
・水性パテ(ヘラ付)
・マスカー
・マスキングテープ(青)
・ヤスリ(3種類)
・割り箸
・プラスチックカップ
【作業工程】
①養生をし、パテで傷穴を埋める
まずは壁の汚れを市販のスプレークリーナーなどできれいに落とし、養生をします。
養生ができたらパテで傷穴を埋めていきます。
②パネをならす・伸ばす
少しパテを多めに塗って、付属品のヘラでならします。
さらに割り箸などで傷穴にパテ材を置き、ヘラで伸ばしていきます。
▲手際の良いスタッフW
ポイントは、少し厚塗りをすることです。
薄く塗ってしまうと、穴跡が透けて見えてしまいます。
③ヤスリがけ
次に、パテが乾いたらヤスリがけをします。
※パテが乾くまで約1日かかります!
今回、ヤスリは3段階の目の粗さのものを用意。
一番粗いものから順番に使用して、一つひとつ平にならします。
最初は手でヤスリがけをしていたのですが、
そうすると少し凸凹した仕上がりになってしまうことに気がつきました…。
そこで、木材などの平らで硬い材にヤスリを巻きつけて再チャレンジ。
すると平滑な表面にすることができました。
※削りすぎに注意です!
④完成
きれいにヤスリがけが出来たら、ついに完成です!
Case2.塗装による補修
続いては、塗装で補修する場合をご紹介します。
補修するのはこちらの壁▼
【材料】
・マスカー
・マスキングテープ(青)
・水性塗料
・ローラー
・ローラー用トレー
・ハケ
【作業工程】
①養生をする
今回は壁一面を塗装して補修します。
まずは塗装する面に接している壁面全てに養生シートをかぶせます。
②塗装する
養生ができたら塗装をしていきます。
全面をローラーで塗装し、ローラーでは塗装しきれない細かな部分をハケで塗装します。
▲高いところも余裕で届くスタッフN。背が高いって羨ましい…。
この時、少し離れたところから色ムラをチェックする人がいると、きれいに仕上がります。
家族や友人に協力してもらうとスムーズかもしれません。
③完成
今回は大人二人で約2時間かかりました。
最後に
完成した頃には外が暗くなってしまいましたが、達成感でいっぱいです。
塗装は慣れるまでに少しコツが必要ですが、
パテで穴を埋める方法なら初心者の方にもおすすめです。
皆さんも、ぜひお試しあれ!
[2021.09.13]