皆さんは「エディブルフラワー」と聞いて何のお花を指しているか分かりますか?
直訳すると「edible=食べられる」「flower=花 」となり、「食用花」のことです。
身近な食べ物で言うとブロッコリーや菜の花もその仲間に入るそうですが、
基本的には観賞用とは異なり、食用として無農薬栽培されたお花を指します。
写真映えの影響からか、SNSでも食用花を使った料理やスイーツを見掛ける機会も増えました。
今回は生の食用花とは少し異なりますが、テレビで紹介されてからずっと気になっていたお店へ行くために桜新町へ。
駅を出るとサザエさんがすぐにお出迎えしてくれました。
サザエさんの作者の長谷川町子さんが生前暮らしていた街だそうで、街のあちこちに磯野家の姿がありました。
そんな街中を少し歩くと、平日にも関わらず店頭に列のできたお店が…。
こちらが本日のお目当ての「タケノとおはぎ」という、おはぎ専門店です。
お店は桜新町と学芸大学に2店舗あり、桜新町にある1号店のみ日替わりのおはぎを個別に注文することができます。
味は王道の「つぶあん」「こしあん」「きな粉」が写真の左側。
右側には日替わりで「ブルーベリー」「パッションフルーツ」「いちじく」「ココナッツ」がこの日は並んでいました。
どれも美味しそうで悩みますが、3、5、7個と奇数個を注文すると小物入れにも使えそうなオリジナルの曲げわっぱに無料で詰めてくれるサービスをしていたので、迷わず奇数個で頼むことにしました。
ワッパを止めるマスキングテープも8種類から選ぶことができ、選ぶテープで雰囲気もガラリと変わります。
おはぎだけでなくラッピングを選ぶ楽しみもあり、こういった細やかなところが行列のできるファン作りに繋がっているのかもしれません。
和菓子用の木製フォークを頼むと、そこにも可愛らしいマスキングテープが。
お土産としても喜ばれること間違いなしのデザインです。
サイズも小ぶりで可愛らしいので、ついつい頼みすぎましたが、ペロリと美味しくいただきました。
冒頭の「食用花」の話に戻りますが、写真の右にあるお花をモチーフにしたデザインのおはぎが大人気で、お店を知ったきっかけもお花モチーフのおはぎが木箱に敷き詰められたお菓子がテレビで紹介されていたからでした。
事前注文が必要な商品のため、今回は写真がありませんが、まるで木箱の中にブリザードフラワーが入っているかのような芸術作品です。
オーダーメイドで作ってくれるそうなので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
[2021.06.18]