こんにちは。
今年のGWは暑い日が続きましたが、
皆さんはどう過ごされたでしょうか。
私は長期休みを利用して5月1日から
三重県伊勢市へ訪れました。
伊勢と言えば,神社仏閣を
思い浮かべる方も多いかと思いますが
その他に有名なものがたくさんあります。
今回は三重県の定番土産、
「赤福」について語りたいと思います。
様々なところで取り扱われていますが、
本店は伊勢神宮の内宮へ続く参道沿いに構えます。
建物は伊勢らしい切妻・妻入り形状で
明治10年に建てられたとのこと。
せっかくの機会なので
御菓子についても調べたところ
誕生はなんと300年前。
お餅の上にこし餡をのせた餅菓子で
形は伊勢神宮神域を流れる
五十鈴川のせせらぎをかたどり
餡につけた三筋の形は清流、
白いお餅は川底の小石を表現。
「真心を持って自分や他人の幸せを喜ぶ」
を意味する「赤心慶福」の言葉から
二文字を取り、「赤福」の名がついた
と言い伝えられているそうです。
そして今回、私自身も初めて知りましたが
「朔日餅」という毎月1日限定で
販売されている御菓子がありました。
伊勢には毎月1日に普段より早く起きて、
神宮へお参りする「朔日参り」という習わしがあり
無事に過ごせた1ヶ月を感謝し、
新しい月の無事を願ってお祈りするそう。
それに因んで、赤福では「朔日餅」を用意し
朔日参りのお客様をお迎えしているようで、
素敵な風習だなと感心しました。
しかし、購入方法が特殊で
事前に公式ホームページ等で予約するか
前日に購入のための整理券を受け取るか
当日朝早くから並んで購入するか…
事前に存在を知らないと入手困難なので要注意!
私は運良く、昼頃に本店へ到着しても
まだ少し残っており、無事に購入。
5月は「かしわ餅」でした。
「御菓印」という全国の老舗和菓子屋のみが
取り扱っている御朱印も当日発見。
朔日餅は本店以外でも手に入りますが、
御菓印は本店でしか手に入らないようなので
こちらも存在を知らないと入手困難。
以前、鳩サブレで有名な豊島屋本店へ訪れた際に
偶然手に入れたのですが、今回も記念にゲット◎
皆さんも伊勢へ訪れる際は赤福本店を
覗いてみてはいかがでしょうか。
本店では店内で赤福が頂けますが
朔日餅も1日限定で食べることができるそうです。
GWは長蛇の列だったので諦めて持ち帰り
後ほど美味しくいただきました。
続いて、伊勢は真珠も有名なので
真珠についても触れようと思いましたが
赤福だけで充分語ってしまったので
この話はまた機会があれば…。
余談ですが、伊勢神宮については
別のスタッフが細かく触れるようなので
そちらもお楽しみに!