本日は、解体〜下地工事までをご紹介いたします。
皆さんこんにちは、施工管理の鈴木です。
nuLIVEでは初めましてになりますので、さっそくですが少し自己紹介をさせてください。
[自己紹介]
■ アドバイザーとして経験を積んだのち、以前から携わってみたかった施工管理の世界へ。
■ 愛用スニーカーはニューバランス
■ 大切にしているモットーは ”返事は大きな声で!”
■日常の癒しは愛犬・リーチ

nuLIVEでは、リノベ工事現場ならではのリノベの面白さや職人技を、私の目線で皆さんにご紹介していければと思います◎
それでは、早速今回の現場の概要から▽▽
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◎Concept
ambiance
Curve×KITCHEN
柔らかな白と赤褐色の木が美しく共存する空間に、ペールブルーの差し色を添えて。
光や風が行き交い、リラクシーな中に凛とした静けさが漂います。
マテリアルの調和と細部のディテールを丁寧に追求し、
心地よさの奥に、洗練された緊張感をそっと忍ばせました。
過ぎていく日常に静かに目を向け、暮らしの隅々まで愉しむ時間が紡がれていきます。
◎PLAN

◎IMAGE PERSPECTIVE

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今回の現場はキッチンや洗面台、小上がりなど、オリジナルの造作箇所がたくさんあるので、「造作」をテーマにお届けしていきます!
さっそく解体後の様子から。
フルリノベーションなので、まずは専有部内をさっぱりきれいに解体していきます。

写真の中央あたり、床のスラブ段差から排水の縦管が伸びていますね。
排水管や電気配線は作業に併せて更新をしていくため、この段階ではまだ既存のルートが残っています。
壁は、もともと「GLボンド」という施工方法でつくられていたため、解体後には無数のボンド跡が広がっています。
今回は新しく壁を立てるので問題はありません◎

玄関土間にもスラブ段差がありました。
既存の配管が埋設されている様子が分かります。
今回はこの段差範囲に合わせて、新たに土間をつくっていきます。
でこぼこしている部分もモルタルできれいに整いますので、仕上がりをお楽しみに!
続いて、下地組をスタートしていきます。

個人的に、等間隔のピッチでならぶ木軸をみるとわくわくします(^^)
実はこの下地組、この後に行う『造作工事』とも密接に関係するとても大切な工程なんです。
というのも、重量のあるものを設置するための補強下地や、住宅設備を設置するための配管計画など、この段階から仕上がりを想定して準備をしておかないといけないものが、床や壁の裏側にはたくさん!
なので、下地工事の段階から計画図面と何度も照らし合わせ、丁寧に作業を進めていきます。
”埋め込み”で計画されている設備や収納も、この段階で設置していきます。

今回は洗面に壁付け水栓を設置する計画。
通常、設備機器などは仕上げ工事が終わった後に設置するのですが、今回はホースを壁内に隠蔽する必要のある製品なのでこの段階で設置していきます!

△(左)壁付け水栓 (右)壁の中に隠蔽するホース
取り付けたあとは製品に傷や汚れが付かないように養生で守ります。
また、この段階では全貌が見えていませんが洗面室の壁はアールで納めていく予定。
この後ちらっと進捗をお見せしますので、ぜひ最後まで読み進めていただけると嬉しいです◎

断熱材も、下地工事の段階でしっかりと仕込みます。
この断熱材を密閉させる断熱テープの色、茶色や白色でもいいはずなのにピンク色で可愛いんです。
この後、ボードで塞がれてしまうので一瞬で見納めですが、現場で出会うとちょっとテンションが上がります。

下地組が完了し、全体にボードを貼り終えました!
お部屋感が一気に出て、印象がぱっと変わりますね◎
大量に搬入されていた下地用の材料や道具がいっとき片付くこのタイミングの現場、気持ちいいんです。

先ほどご紹介した、洗面室のアール壁も出来てきました!

仕上げは塗装なので、パテで凹凸を無くしていきます。

パテ処理作業中の職人さんをパシャリ。
いつも丁寧な作業、ありがとうございます。
最後に、現場の進み具合を同じアングルから。
【スケルトン時】

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【下地工事完了時】

造作工事が進むと、もっともっとお部屋に個性が出てきます!
次回もお楽しみに◎
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当物件は11/30(日)に完成見学会の開催を予定しております。
リノベ空間を体感してみたいという方は、ぜひご参加をお待ちしております(^^)
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