結婚式を終えたことを機に、家の購入を本格的に考え始めたとみこさん。最終的にリノベーションを選んだ背景には、どんな想いがあったのでしょうか。

1冊の本をきっかけに「リノベする！」と決めた私たち。そこからすぐに「話だけでも聞きに行こう！」と、リノベの個別相談会を予約しました。

リノベ会社を決めたら、次は物件探しのはじまりです。「憧れの街に住みたいな」「こんな間取りも面白いかも」など、理想の部屋への気持ちが高まる物件探し。

内見1日目で、家の購入を決めた私たち。購入の意志を伝えたら、住宅ローンの準備が始まります。

新築派の夫とリノベ派の妻とみこさんのリノベは、一体どんな風に進んでいくのでしょうか。

「どんな家にしようかな」
そんな風に心が躍る家づくり。

眺めているだけで人々を幸せにする存在、それが間取りです。私は今、そんな理想の家の間取り作りをしています。

真っ白な壁、鮮やかなアクセントクロス、部屋が引き締まるモルタルの床。床と壁はリノベーションでこだわりたかったポイントのひとつです。

仕事の合間に料理をすると気分転換になったり、週末に少し凝った料理をすると自分に自信が持てたり。キッチンは、家の中でも特に好きな場所です。

壁紙、床材、キッチンをはじめとする水回り設備など、プランが決まったらいよいよ着工。我が家の施工期間は約2ヶ月半ほどの予定です。

少しずつ家が完成に近づいていき、ワクワクしながら過ごした2020年、冬。着工から約2ヶ月が経ち、待ちに待った引き渡しの日がやってきました。

引渡しが終わり、リノベーションもひと段落…とひと息ついたのも束の間。ここからが家づくりの本番でした。

全13回の連載も、いよいよ最終回になりました。リノベのきっかけからリノベ後の暮らしまで、この連載が少しでも、リノベーションや家づくりの参考になれたら嬉しいです。