本日は、木工事~クロス工事までをご紹介いたします!
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前編では木工事終盤までの様子をお伝えしたので、今回は仕上げ工事にフォーカスしてご紹介していきたいと思います!
木工事も終盤に差し掛かると、化粧材(仕上げ材)が姿を現してきます!
キッチンの壁には、まるでステンレスのような質感の化粧材を使って固定棚を設置。見た目はステンレスのようですが中身は木の材料なので、上の写真のように棚板の内部に配線を仕込むことだってできちゃいます!
先ほどの材料をトイレの背面にも!
クロスが張りあがってくると、「いよいよ工事も大詰め」感が湧いてきます…!
さて、続いてはとてもマニアックな床の見切り材の仕上げについて。
床材を張る前に段差部分には見切りを取り付けます。
今回は玄関の上り框が多角形。3本の見切り材をそれぞれ付けているように見えるかもしれませんが、実はよーくみていただくと1本の見切り材を角度に合わせて曲げ、設置しているんです!
この角度に合わせるのがなかなか難しい…。
でも継ぎ目なく設置した方が完成時の納まりも断然美しいため、こういった細かなところもこだわって施工していきます。
お次はクロス工事。
クロスを張る前は、しっかりと下地処理もしていきます。
角の部分にはコーナー材を貼ったり、材料の種類が変わる部分には割れ防止のテープを仕込んだり…。
ご入居後も長く快適に過ごしていただくためには、こういった見えないところのこだわりが本当に大切です。
続いては、戸建ならではポイントの階段!
階段で意外と大変なのが、手摺の取り付けなんです。
まずは階段の高さ、設置位置、曲がりなどを考慮しながら位置出しをして、仕上げのクロス工事を行う前に仮設置を行います。
そして、仕上げのクロスを貼り終わった状態。
壁からビスが飛び出していますが、これも大工さんの工夫で、クロス張りに邪魔にならない最小限の本数だけ仮設置のビスを残しておき、クロスがしっかり張りあがった後、本設置する際に間違いなく速やかに設置できるようにしてあります!
階段は部分的に塗装する計画なので、工事中に傷が付かないようにしっかり養生もしていきます。
最後にご紹介するのは、前編で壁が立ち上がる様子をお届けしたアーチ開口たちの仕上げについて。
まずは3階個室の入り口から。
アーチ開口の側面は、先行して塗装で仕上げられています。
クロスが張りあがると、いい感じです!!
一方の個室は、存在感抜群なアクセントクロス仕上げ!職人さんが、絵柄がずれないように考慮して張ってくれています。
間仕切りの壁も淡いピンクのアクセントクロスで、何とも可愛らしい…。
同時進行で仕上げ工事が進んでいる2Fのヌックスペースのアーチ開口。
気になる柱とアーチ開口の取り合い部分ですが…。
まるで後から柱を刺したかのよう!!
アーチ開口の継ぎ目部分も綺麗に分からなくなっています!
間取り変更に伴って出てきた構造柱も、塗装をして良い存在感を出してくれています。
ヌックの収納部分など、まだまだ紹介したいところはたくさんありますが、今回はここまで!
いよいよ現場も大詰めを迎え、残すところ器具の設置などがあります!
気になる全体の仕上がりについては、完成後をお楽しみに!!