
本日は、仕上げ工事の様子をご紹介いたします!
こんにちは、施工監理のマツです。
普段見ることのできない完成前のリノベ工事現場をご紹介していくnuLIVE。
前編、中編と部分リノベーションの現場の様子をお伝えしてきましたが、この物件も今回がラストスパート。
仕上げ工事も大詰めの段階となっています!
まずはLDK全体を、解体後→木工事中→現在の様子で、順を追ってご紹介いたします。
△解体後
△木工事中
△現在の様子
白を基調とした空間にキッチン背面の木キャビネットが映えて、とても上質な雰囲気に仕上がっていますね!
それでは一つ一つ、造作ポイントを中心に見ていきましょう。
以前の記事でもご紹介した、既存を部分的に再利用したキッチンは…。
キャビネットや天板を活かしつつ、腰壁は白で塗装した木パネルで更新。新しく生まれ変わったリノベ空間に調和する仕上がりとしました。
塗装の柔らかな白にスポットライトがあたり、陰影が美しいですね。
また、背面には壁面いっぱいに造作のキャビネットを設置。
最終工事が完了していないのでキャビネット上部にスキマがあるのですが、竣工までにしっかりと納めていきます!
空間のサイズピッタリで家具を製作できるのは、造作の最大の利点ですね。
そして、前回は下地状態だった腰壁も完成!
この腰壁を境に、床材もヘリンボーン張りをポイントで取り入れています。
15cmもの厚みを持たせた腰壁で囲まれたヘリンボーン床エリア。
造作の本棚の存在感も相まって、重厚感が漂っています。
さて、続いては玄関横の個室との境に設置した造作窓。
木枠のウレタン塗装やガラスの設置も完了しておりました◎
ここで、コストパフォーマンスを高めるための造作ポイント。
実は、内窓の下に設置されている下足収納は既製品なんです!
そこに突板の天板を組み合わせることで内窓との一体感が生まれ、まるで造作したような一体的なデザインに。
既製品と造作のハイブリッドで素敵なエントランス空間に仕上がりました。
窓越しの景色も素敵ですね。
内窓の向こうに見える明かりは、玄関を挟んで反対側に位置する、オープンな寝室スペースの間接照明です。
腰壁には突板を張り、壁と腰壁の間に間接照明を仕込んでいます。
下から照らされた珪藻土の壁。左官特有の陰影が柔らかに浮かび上がっていて、上質な雰囲気が演出されています。
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ということで、昨年末ごろから工事をスタートしたこちらの現場も、もう少しでお客様にお引き渡しです!
シンプルな設えだからこそ、ご入居後にどのような表情の空間に変化するのかもとても楽しみですね(^^)
ご紹介しきれなかった造作ポイントやこだわりも盛りだくさんの空間になっていますので、竣工後の様子もお楽しみに。
それではまた、次の現場でお会いしましょう!
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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関連記事はこちら
□前編(解体〜木工事)
□中編(造作〜仕上げ工事)
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