
本日は、解体〜下地工事までをご紹介いたします!
こんにちは、施工監理のマツです。
普段見ることのできない完成前のリノベ工事現場をご紹介していくnuLIVE。
今回は、部分リノベーションの現場をお届けいたします!
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◎Concept
SIMPLE×オーガニック
暮らしを奏でる
キッチンの背面に壁一面の木の収納をつくりつけた、上品な空気感が漂う2LDKプラン。
ナラのヘリンボーンで床を切り替えたリビングの一角は奥様のワークスペースで、
造作のオープン収納にずらりと並べたレコードをインテリアの一部として愉しみます。
しっかりと個室化したご主人のワークスペースはガラスの扉、内窓を設え光の溢れる空間に。
深みのあるレコードの音色に乗せて、二人の暮らしがよどみなく流れていきます。
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今回の現場はキッチン背面やワークスペースの壁など、壁面収納をたくさんつくっていく予定なので、『造作』をテーマにお届けしていこうと思います。
早速造作工事の様子をお見せしたいところなのですが、造り込んでいくには準備が必要です。
まずはどのような状態から工事が始まるのかをご紹介しますね!
今回は部分リノベーション。
状態のいいシステムキッチン本体は既存利用する予定ですので、傷がつかないように養生をして、周囲を丁寧に解体していきます。
解体工事完了後の全体の様子がこちら!
この何もない空間の時間が工事中1番ワクワクします。
なにもない空間がどのように出来上がっていくか…。
お客様や設計デザイナーが練り上げたプランが現実になっていく始まりの瞬間ですね。
さて、解体工事が終わったら、既存利用する予定のキッチンも一旦取り外し!
組立ての逆の手順で、天板を外して、食洗機やコンロなどの設備機器を外して、キャビネットをユニットごとに分解していきます。
リノベ後は別の場所に移設する計画なので、現場で大切に保管!
新しい空間に既存離利用したキッチンがどんな形で蘇るのか…。工事終盤でご紹介いたしますのでお楽しみに!
ちなみに、リノベ済みの物件を部分的に解体してリノベーションをする際には、リノベ前の仕上げ材がひょっこりと顔を出すことも。
今回もコンロ横のキッチンパネルを剥がしてみると、その前に仕上げ材として使われていたタイルの仕上げが!
築23年。物件が歩んできた歴史を感じますね。
さて、そのほかにも普段目にしない天井や床の中には、様々なものが!
△床下の配管
△壁下地組の木軸は、まるで牢屋の柵のようです(笑)
フルリノベーションの場合はこれらも一旦すべて解体して新しく造り替えていきますが、今回は既存を活かしていく計画。
これらをリノベーション後の間取りに合わせて整備するが、解体・下地工事の中でも重要な工程になってきます!
△天井裏のダクト配管は、リノベではもうお馴染みですね!
ちなみに、上の写真の左側の壁下地は元々あった壁の下地を既存利用。右側の壁は今回のリノベで新たに建てた壁下地です。
軸となる木材も、経年を感じさせる色味の違いが出てくるんですね。
このように木軸を既存利用する場合は、状態を見て必要があれば補強を加え、今後長く使って問題ないように下地を整えていきます。
解体が終わった現場で、早速新たな下地を造作していく職人さんの姿を発見!
腰高くらいの柵のようなものをつくっていますが、最終的に何になるのでしょうか…。
皆さんもぜひ予想してみてくださいね◎
……ということで、今回はここまでです。
次回はテーマとなる【造作】をもっとお届けしていきますので、お楽しみに♪
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