白い円柱が佇む約60㎡のワンルームに暮らすannaさん。お部屋を整えるマイルールやこだわりのインテリアアイテムなど、ユニークな日常を楽しむannaさんの暮らしのアイデアをお届けします。
リノベーションへの道のり
「ユニークと暮らそう」はじまります
はじめまして。2020年にnuリノベーション(以下、nu)さんにリノベをしていただいたマンションに、夫婦ふたりで暮らしているannaと申します。
この度、こちらの「リノベ日記」でウェブマガジンを書かせていただくことになりました。
リノベーションという言葉が世にあることを知ってから、モルタルの広々とした玄関土間や、植物が置けるインナーバルコニー、ステンレスのキッチンなどに憧れを持ち『いつか自分の家を持てる日が来たら、リノベをしてみたい』と思い続けていたひとりです。
私自身、リノベーションを考えていた時はさまざまな読みものを読んで参考にしていたので、みなさまの目線に沿えるような言葉と写真で綴っていけたらと思っています。
今回のvol.1では、自己紹介やリノベーションまでの流れ、インテリアへの想いなどを書いてみたいと思います。
私は現在、おもにフリーランスでグラフィックデザインの仕事をしています。
フィンランドのヘルシンキを旅することが好きで、夫はサウナ、私は建築物や蚤の市めぐりなど、『暮らすように旅をしよう』をコンセプトに掲げて、コロナ前までは毎年のように旅を楽しんでいました。
ここ数年は行けていないのですが、また行ける日が来たら、リノベした家に飾る雑貨や家具を探しに行きたいな、と日々妄想しています。
キッチン上の飾り棚にあるウスペンスキー寺院のスノードームは、初めてフィンランドに行った年に『ザ・フィンランドのお土産屋さん』で購入した思い出の雑貨。都市名の入ったマグネットなど、どこか懐かしさを感じるデザインについつい惹かれてしまいます。
一見、部屋に飾りにくいかなと感じる雑貨でも、整然としたインテリアの中に置くと少し面白い抜けになるので気に入っています。
いまは日々インテリアを楽しんでいる私ですが、デザイナーとして会社員で働いていたころは、作業で夜遅くに帰宅することが日常だったため、家は帰って寝るところという立ち位置でした。
それでもインテリアを考えることは好きだったので、賃貸の部屋でも造り付けの照明を好きなものに替えてみたり、大きな本棚を購入して部屋のまんなかに置き、仕切りとしても活用したりなど、自分なりに試行錯誤をして楽しんでいました。
フリーランスになってからは家で過ごす時間が増えたので、家の中の使い勝手や、常に目に入るインテリアに対する要望も増えていったように思います。
そして2020年。長年の夢だったリノベーションを叶えるべく、nuさんの個別セミナーに参加するのでした。
憧れのリノベーション
賃貸の更新時期を目安にnuさんと本格的に物件を探しはじめて、まもなくのコロナ禍。フリーランスの私に加えて、Web制作会社で働く夫もリモート中心の働き方となることに。
当初は帰りの遅い夫の勤め先近くで物件を探していましたが、通勤を第一に考える必要がなくなったこと、ふたりが仕事をするスペースを確保する必要が出てきたことなどから、探す物件の種類から変えることになりました。
いろいろなことがありましたが、前向きな性格が功を奏し、気に入った物件も見つかり購入へと、意外とスムーズに進めることができました。
設計の期間は4ヶ月ほどあり、私にとっては一番楽しい時間でした。
思い描いていた家のイメージを設計デザイナーさんに共有しながら、毎週末、打合せに通っていた日々。予算の関係で諦めたことも多々ありましたが、住んでから考える楽しみもあるかな、とも思えたのでよかったです。
ユニークに暮らしたい
こちらのウェブマガジンでは、わが家のリノベとインテリアについて書かせていただくことになっています。
私はインテリアを考えるとき、思いがけない意外な場所に飾ったり、その場をユニークな雰囲気に見せたいと思うことが多いのですが、今回のタイトル『ユニークと暮らそう』はそんな私のインテリアへの想いと、わが家のユニークポイントである白い柱、nuさんの社名ニューユニークスに掛けて考えてみました。
ニューユニークスって、なんだか楽しくなる家を作ってくれそうな社名だと思いませんか?
次回からは、リノベをした箇所ごとのこだわりやお気に入りのインテリアアイテムなどを少しずつ紹介していく予定です。
これからリノベを考えている人に、家づくりの楽しさを少しでも伝えられたらいいなと思っています。
よろしくお願いいたします。
撮影・文:anna
Profile