
みなさん、こんにちは。
今回の技レポのテーマは「コンセント」について。
お部屋に必ずあるコンセント。
日常的に使用するものなので使いやすい目立つ場所にありがちですが、
そこは美しい施工にこだわる私たち施工管理の腕の見せどころ!
お部屋に溶け込む美しいコンセントの納め技を、
nuリノベーション(以下、nu)の施工事例と共にぜひご覧ください。
・リノベーション事例:「Proportion」(東京都江東区)
こちらの写真、実は床にコンセントが2箇所設置されています。
さて、どこでしょう!!(壁ではなく、床です!)
正解はこちら。
拡大して見てみると、フローリング材で造作した蓋に指を差し込む穴が空いています。
フローリング1枚分の幅に揃えてコンセントボックスをつくっているため、
床にコンセントがあることを知らない人が見たら気付かないくらい、
とてもスッキリした印象に仕上がっています。
工事中は、床組みの段階でコンセントを埋め込みたい箇所を開口して電気の配線を通し、中のボックスを造作。床材のサネ部分を切り落とす+指かけ部分を加工して完成です!
続いては次の事例です。
・リノベーション事例:「SIMPLE×SOZAI」(神奈川県横浜市)
シックなヘリンボーンの床が特徴的なLDK。
実は床のこの部分↓に、電動ソファと傍に置くランプ用のコンセントが隠れています。
この現場は床組みの高さに制限があったため、家具用コンセントを両側面に設置することで床高を出来るだけ上げないようにしています。(写真右)
床に隠しコンセントを設置する以外にも、
デスクに忍ばせた事例もあります。
・リノベーション事例:「オトコの白」(神奈川県横浜市)
こちらの事例では、リビングに設けたワークカウンターにコンセントを造作しました。
PCやモニターなどを机の上に置くと、何かとコードがたくさん出てしまって雑多な印象になりますよね。
机の上を綺麗に整えるため、こちらの事例ではデスク下部にコンセントボックスを設置しカウンターと同材で蓋を付けています。
ボックスの中にはLANとコンセントがあって、とても便利そうです^^
こちらはご入居後の素敵なお写真。
PCのコードなどが全く見えない、洗練された空間が出来上がっていますね。
高いデザイン力とオリジナリティを強みとしているnuならではの施工ポイントをご紹介しました。
空間に溶け込むコンセント、ぜひリノベーションをする際に注目してみてはいかがでしょうか。
今回もお読みいただきありがとうございました。