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こんにちは、ブランドディレクターの早坂です。
スタッフの偏愛をレコメンド形式でお届けする本企画。
第15回目となる今回は、ここ数年で少しずつ集めている器の中から、お祝いでいただいた印象に残っている一枚をご紹介します。
◾️贈りたくなる器『SUIYO』
( 陽刻 クリムト S 青磁)
陶芸家のご主人と、画家の奥様が営む窯元 。
こちらの「陽刻」シリーズを、お祝いでいただきました。
この器でまず目に入るのは、表面に浮かび上がる繊細な絵柄。
画家である奥様が手描きした絵を、そのまま彫った石膏型から生まれているそうです。

最初にこの器を見たとき、植物の曲線を思わせるアール・ヌーヴォーの装飾の中に、鳥の姿が描かれているのが印象に残りました。
なんとなく縁起が良さそうだな、と感じたのを覚えています。
よく見ると、形も長方形のようでいて実は八角皿。
八角形は縁起が良い形とも言われているそうで、そうした意味でも、お祝いの贈り物にぴったりの器だなと思いました。
繊細な絵柄が彫り込まれていることで、プレーンな器とはまた違う特別感があります。
それでいて、テーブルに置いてみると、料理にすっと馴染んでくれる。

チヂミ、だし巻き卵、キャロットラペなど、いろんな国の料理を盛り付けてみましたが、どれも自然と似合います。
最初はハレの日だけになんて思っていたのですが、実際に使ってみると、思っていた以上に出番が増えていきました。
少し特別な器なのに、日常の料理にも寄り添ってくれる。
そんなところも、この器の魅力。
私もいつか、誰かのお祝いに贈りたいなと思う一枚です。