ワンルームマンションとは
居室が1つであり、キッチンとの仕切りがなく、ユニットバスとトイレが配置された物件が大半を占めるマンションを指します。物件の専有面積が20平方メートル台のものが多く、入居者として学生や単身者を想定しています。ワンルームマンションには、初めから賃貸マンションとして住宅建設会社が建設した物件と、物件の所有者が賃貸に出して家賃収入を得る、投資向けの分譲マンションとがあります。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[ワンルームマンションのリノベーションにおけるメリット]
ワンルームマンションは、リノベーションによって全く新しく造り替えるといったことが比較的容易です。投資用に中古ワンルームマンションをリノベーションするメリットには、次の点があります。
新築に近い状態にできる
中古ワンルームマンションをリノベーションする最大のメリットは、何といっても新築に近い状態にまでグレードアップすることができる点です。状態がよければ賃貸価格を高くすることが可能です。
比較的少ない費用で済む
複数の居室のある物件と異なり、ワンルームマンションのリノベーションにかかる費用は少なく抑えることができます。また新築で購入するよりも中古物件をリノベーションする方がコストを低減可能です。
人気の高い設備に変更できる
人気のあるワンルームマンションには必ず、それなりの理由があります。中でも魅力のある設備を備えた物件には人気が集まりやすい傾向があります。収納を確保したり、バス、トイレを分離したりするなどで、物件の価値を向上させることができます。
[ワンルームマンションのリノベーションにおける注意点]
中古ワンルームマンションは、リノベーションによって大きく価値を向上させることが可能ですが、注意すべき点もあります。
リノベーション費用は購入前に見積もっておく
ワンルームマンションを購入する前に、リノベーション費用がおおよそどれくらいかかりそうか、リノベーション会社から見積もりを取っておきたいものです。そのうえで購入するようにすれば、安心してリノベーションが行えます。
ランニングコストに注意
ワンルームマンションは入居者の入れ替わりが多い傾向があります。そのたびに、ある程度のリフォームが必要となります。賃貸契約に敷金を入れていない場合は注意が必要です。
まとめ
投資用のワンルームマンションは、初期投資の費用が少なくて済むメリットがあります。また、ワンルームマンションであれば物件が多いですから、ご自分の予算や好みに合わせて選ぶことも可能です。リノベーションを行うことで費用を抑えて魅力的な物件に変えることもできますので、投資用のワンルームマンションに関心がある方は、じっくりと検討されることをお勧めします。