琉球畳とは
琉球畳とは、縁なし畳とも呼ばれ、名前の通り、畳縁の無い畳を、市松模様に敷いたものです。同じ琉球畳同士を、方向を変えて敷き詰めることによって光加減が変わり、市松模様になります。従来の畳と比べ、モダンな印象の和室に仕上がります。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[琉球畳のリノベーションにおけるメリット]
リノベーションにおいて新たに琉球畳を導入する場合、以下のようなメリットがあります。
・モダンでおしゃれな雰囲気を演出できる。
・洋室の部屋との相性がいい。
・部屋がすっきりと広く見える。
・種類が豊富である。
・アレルギーに配慮した商品もある。
琉球畳は縁がないため、洗練されたおしゃれな雰囲気を演出できます。洋室の部屋との相性がよいため、LDKから続き間の和室にしても、違和感がありません。リビングの中央に琉球畳を敷き詰める、ラグのような使い方をするのもよいでしょう。あえて和室として区切らず、畳コーナーとして設置すると、自然と洋室空間に溶け込みます。縁がないため、従来の畳を用いた和室よりも部屋が広く見えるという視覚効果があります。最近では、グラデーション模様の琉球畳や、色の種類が多い琉球畳もあるため、より好みに合わせた空間にすることが可能です。なお、アレルギーに配慮し、ダニやカビの発生が少ないタイプの琉球畳も開発されています。
[琉球畳のリノベーションにおける注意点]
リノベーションにおいて新たに琉球畳を導入する場合、注意点もいくつかあります。
・価格が高額になる。
・傷みやすい懸念がある。
琉球畳を施工すると、従来の畳に比べて高額となります。これは、畳一枚あたりでほぼ同一の価格が設定されているためです。同じ広さの部屋に施工すると仮定した場合、琉球畳は従来の畳の倍の枚数を要するので、金額が倍になります。また、琉球畳は縁が無いため、端の部分が傷みやすいという懸念があります。
まとめ
縁が無く、モダンな雰囲気の琉球畳は、洗練された和室空間を演出できます。洋室との相性もよく、リビングの続き間として敷いても違和感がありません。琉球畳は、室内を広くすっきりと見せる視覚効果もあり、デザインの種類も豊富なため、満足いくリノベーションとなるでしょう。しかし、琉球畳は従来の畳と比べて高額であり、端の部分が傷みやすいという懸念もあります。和紙製や樹脂製の琉球畳は、縁がなくても傷みにくいと評価されているので、素材や金額についてなど検討されているお客様はぜひnuリノベーションへご相談ください。